昨日の雨で少しは落ち着いた感じですが、今日も暑いです。

水分補給は、まめに取りましょう。

 

さて、この猛暑の中、

車中のエアコンをフル回転で使用していたせいか、

突然止まってしまいました。

 

無風です。暑すぎて大変です。

冷たい風が出ない、だけでなく、無風です。

何日か前から変な音がするなぁって思っていたのですが、

バタバタしていて、ほおっておいたら・・・

 

で、急遽、原因を探るべく、修理した時のお話です。

たぶん、エアコンのファンモーターの故障だと思い、

まずは助手席ダッシュボード下のカバーを外します。

 

すると、エアコンのブロアーモーターがこんにちはって見えます。

 

3ヶ所のネジを外して、配線コネクターを外して、ブロアーモーターを取り出します。

ワオー、中にすごい量の水が溜まってました。

とりあえず、キッチンペーパーで吸い取ります。

 

これがブロアーモーター本体です。

4か所のネジを外すとカバーが取れて、中の基盤が見れます。

 

 

この基盤は左下の1箇所のネジで固定されているので、

これも外して分離します。

 

 

変な音がしていたのは軸ぶれかと思ったのですが、

手で回した感じでは変なノッキングはありません。

動かなくなった原因は基板の方かも・・・

 

で、基板をよく見ると、水滴がかかって乾いたような跡があります。

汚れている所を丁寧にふき取ります。特に中心の3ヶ所の接点部を掃除しました。

水で腐食したのか、緑色の絶縁フイルムがポロポロ剥がれます。

簡単に取れるところは取ってしまった方がいいです。

 

 

で、ばらした手順とは逆に組み直していきます。

 

基板に水が入ったということは、

エアコンの排水が出来ていないと言うことなので

ドレンが詰まっている事が考えられます。

最初にブロアーモーターを外した時の水です。

 

ドレンの位置は・・・

調べたら、

ATミッションの上の方、

かなり部品をばらさないと車内からはアクセス出来ないみたいです。

調べてわっかったのですが、

18クラウンではエアコンの排水つまりは良くある事みたいです。・・・

排水用の配管が細すぎるのが原因みたいですが、

安全性に関係ないのでクレーム扱いはしていないそうです。

 

と言う事で、ドレンを追加します。

 

運転席側の下に車外に出る穴があるのでそこから外に水を出す様にします。

写真に白く映っている部品がエアコン本体です。

 

 

で、エアコン本体の問題なさそうな所に穴を開けます。

最初は2mmのドリルで、水が出てこないか確認しながら、

徐々に穴を大きくしていきます。

私は6mmのチューブが入る様にしました。

 

 

で、配管を整理して、カバーを戻せば運転動作に支障はありません。

 

 

 

最後に動作確認です。

異音も無くなり、フル回転でも問題なくなりました。

良かったです。

   

 

修理後しばらく使っていますが、とりあえずは大丈夫そうです。

本当はもっと太い配管が良いのかもしれませんが、

車外に出す穴のパッキンがきつすぎて6mm以上の配管は

通す事ができませんでした。

 

メーカーさんも、もう少し対応してくれると良いのですが・・・

 

今年の夏は暑すぎですよね。

エアコンもフル回転でお疲れ様です。

もう少し頑張ってもらいます。