今日も暑いですね。酷暑です。

熱中症や夏バテに気を付けて下さいね。

 

部屋の中で作業をしている時は、

エアコンの効いた部屋で快適ですが、

外で作業している時は大変ですよね。

私が外で作業する時は空調服を着たりしていますが、

それでも暑くて、どうしようもない時は。

水着に着替えて水浴びしながら作業をしています。

 

さて、前回の続きですが、

現場視察及び打ち合わせの内容から、

1番の課題はコストみたいです。

 

協会としては市場に作業内容の改善としてある装置を提案したが、

装置価格が高すぎて(たぶん)普及していかない為、装置価格を下げたい。

また、取り扱いも難しいので簡単な装置にしたい。と、いった感じ。

 

で、考え方としては、装置の簡略化を考えます。(製造コストを下げる為)

複雑な機構や機能を出来るだけ省き、

それでも装置として導入効果がある方法を提案します。

 

今回は洗浄機なので、洗浄プロセスの簡略化を提案しました。

ただ、簡略化した場合でも、適切な洗浄効果が得られるかは、

基準が無く、目安だったため、

まずは、実験機(ヘッドだけ)を作って、

マイクロスコープで洗浄前と洗浄後を比較し、

洗浄効果が得られているのか、実証実験をするべきと、提案しました。

 

この時点で、実験後の自動装置をイメージし、

見積仕様書を作成します。

また、予算計画の為の見積を行います。

(製作する装置の加工部品や購入部品の単価積算、人件費、経費の積算を行います)

 

私の場合は、

1,実験機の設計、製作、実験作業の見積

2,1号機設計の見積(ハード、ソフトプログラムも含む)

3,1号機製作、実験作業の見積

4,量産化時の原価見積及び利益率と回収時期の事業計画書の作成

等も一緒に見積計画します。

 

特に事業計画書を事前に作成しておくと、

見積金額の整合性や、開発作業期間、投入資金の回収時期、等が

わかりやすいので、ユーザーの投資判断材料として利用してもらえます。

 

次は実際に実験機を製作した話です。