さて、前回の続きですが、
到着した中国、青島市の空港内の入国者専用レーンを進んで行くと、
空港の外にバスが待機していて、全員乗せられます。
各自、隔離ホテルへと送迎されます。
出発前にどこのホテルに隔離されるのか、どんなホテルなのか、
ネットで検索すると色々と不具合の多い話を、耳にしていたので、
当時は、決まっていないとの事でとても不安でしたが、
私の場合は、直近になって、ANAから連絡があり、
HOTEL PLAZA CARNIVAL QINGTAO(改装中)になると聞いていました。
出発前に隔離ホテルがわかり一安心でした。
で、到着すると、靴カバーに、手袋に、マスク、ヘヤ―キャップと渡され、
ホテル内に案内されます。
ホテル内は、厳重に隔離されているのか、
建築中の現場の様なビニールやパーテーションで覆われています。
ロビーは薄暗く、ホテルの華やかさは皆無な場所でした。
(超不安?ワァー大丈夫かなって感じです。)
不安をよそに部屋に案内されると、
私の部屋は、明るく、広く、きれいな部屋でした。(もしかして大当たり?)
大きいベッドのツインルームで広さも70平米以上、キッチンあり、トイレ別、
バスタブ+シャワールームもありました。
ミネラルウォーター500mlも50本位あり、生活必需品も全て揃ってます。
洗剤もあるので、部屋で手洗いで洗濯もできます。
バスタオルやハンドタオルは部屋に4セットありましたが、
新しいのを追加で持ってきてくれます。
(使用済みは部屋にまとめて置いておきます。)
私の部屋は32階で、部屋から海が見えるとっても素敵な部屋です。
日曜日にはライトUPもあり、綺麗な夜景も部屋から楽しめました。
(皆既月食も部屋から見れました。)
最初の不安はよそに、
正直、快適すぎで、隔離もいいかも・・・なんて思ってしまいました。
(換気の為、窓も少し開けられます。)
タバコは禁煙と言う事ですが・・・
タバコ吸いには知りたい情報として、
灰はまとめて水につけてトイレに流し、
吸い殻は回収してアルミホイルに包み捨てる方法で、
窓の下で、吐く煙は外に出すようにして●●してました。
(本来は怒られる事なので自己責任で対応してくださいね。)
ガラスのコップに水を入れ、ティッシュを入れて、
即席の灰皿にします。
消す時に煙が出にくく、火種も確実に消せるので安心です。
ただ、余り吸い過ぎると、部屋に臭いがこもるかもしれないので、
気をつけながら数量を減らし、どうしても我慢できない時だけにしました。
後から使う人の事を考えたら臭いは付かない様にしたほうがいいですからね。
まあ、コロナ過なので、部屋ごと消毒すると思いますが・・・
タバコは成田を出発する前に免税店で購入します。
中国は400本(2カートン)までOKでした。
食事は毎朝7:30頃、お昼は12:00頃、夜食は17:30頃、
部屋の前に届けられ、呼び鈴がなったらドアを開けて部屋に持ち込みます。
部屋の外には防護服を着た人が常に待機していて、部屋の外にはでれませんが、
追加料金でルームサービスやお酒なども頼めます。
お酒は缶ビールだと1日5本まで、交渉次第で増やせますが・・・
で、食事が終わったら、ドアの外に専用のごみ箱があるので、そこに捨てます。
(専用のゴミ袋が部屋に用意されているので、まとめて捨てます。)
毎日、朝、ゴミは回収している感じでした。
(但し、食べ残しは、トイレに流してくれとの事でした。)
配給される食事は、
朝ごはんはこんな感じ
(写真のコーヒーは持参したステックコーヒーです。)
私はインスタントコーヒー70杯分とスティックコーヒー50本持参しました。
お昼ご飯は、結構ボリュームあります。が、パスタの味は薄いです。
(塩を持参すれば良かったと後悔しました。)
で、夜ごはんは、こんな感じで脂っぽいです。
おかずは全て、油で火を通した感じです。
私は飽きると思って、レトルトカレーも持参したので、
こんな感じで食事を楽しんでました。
今回は普段持ち歩かない、
プラスチックのコーヒーカップとどんぶりを持参しました。
持って来て正解。
部屋に入ると滞在中の案内書があります。
読むとわかるのですが、(日本語と英語表記されてます。)
まず、山東省の健康コードアプリをWechatからQRコードで読み込みます。
で、PCR検査結果がそこに反映されるようになります。
また、毎日8:00と15:00に体温測定をして体調の報告をします。
PCR検査は唾液採取で毎日行われます。
更に、滞在中、2回程、部屋の中まで防護服を着た人が入ってきて、
ドアノブやトイレ、電話、蛇口等、素手で触る所の菌を採取しに来ます。
時間刻みで用があるので、バタバタしますが、
なれると、意外と楽です。
3食昼寝付きの快適な自由時間が満喫できます。
今思うと、なんだか久しぶりの規則正しい時間を過ごした感じです。
また、長くなったので、次回、青島から成都への続きを・・・