だんだん夏らしくなってきましたね。

孫達も夏休みに突入しました。

遊びの計画が目白押しです。

私もあっちこっちに連れて行かれるのが楽しみです。

 

さて、前回失敗したあられ組治具の製作ですが、

気を取り直して再製作しました。

 

まず、スライドベースになる板を薄くしました。

MDF材の3mmを使用します。

ガイドはアルミのアングルを木工ボンドでつけました。

又、板が反るのを嫌って、今回は当て壁の板も接着します。

 

裏側から見るとこんな感じでリブも付けてます。

当て壁は、垂直に取り付けます。(この直角が大事ですよ)

 

 

で、前回失敗したガイドの駒ですが、今回は幅6mm高さ10mmにしました。

エンドミルとの隙間は6mmのドリルを挟んで決めています。

 

 

実際に削りたい板を当て壁の板にセットします。

慣れないうちは、クランプは必須です。

エンドミルの刃が抜ける時に角がかけたり、バリが残るので、捨て板も挟んでます。

 

 

それと、少し写真に写っているのですが、

物凄く木くずが出ます。

なので、ペットボトルを加工した吸い込み口を

近くに設置して、バキュームクリーナーで吸いながら加工します。

 

 

で、仮組するとこんな感じです。

ちょっと溝高さが足りていないです。

板厚11mmに対して11.5mmにエンドミルの高さを調整したのですが、

12mmに変更して、再度やってみます。

良い感じで少しはみ出てきました。今回は組付けもぴったりと合いました。

 

 

直角に4枚の板が組み合うか確認します。

で、確認できたら、サイズに合わせて底板を切り出し木工ボンドで固定します。

 

 

ボンドが乾いたら、四つ角のあられ組した部分のはみ出している所を削ります。

以前紹介したアサリ無しのノコギリを使います。

自作のノコですが非常に使いやすいですよ。

 

更にヤスリ掛けをして整えます。

 

 

で、4つ角も面取りをします。

 

 

 

仕上げにオイルステインを塗ります。

 

 

しばらく乾かして、#400のヤスリで削って風味を付けます。

 

 

完成です。

 

あられ組治具をちゃんと作れると、こんな工具箱が簡単に作れますよ。

皆さんもチャレンジしてみて下さいね。