今日はどんよりと曇り空ですね。
昨日の雨で、急激に気温がさがったので、体温調整に気をつけて下さいね。
すでにご存じの方もいると思いますが、
DIYをする時に多少の電気の知識があると、想像が膨らみますよね。
なので、今回は、
自宅のコンセント(AC100V)から、ある一定時間だけ何かを動作させたい時に使う
モジュール(回路基板)について説明したいと思います。
例えば、ドアを開けたら3分間だけライトが点くようにしたいとか、
30分だけマッサージ器を動かしたいとか、
つまり、外部信号(スイッチ等)で設定した時間だけ動作する機能です。
機械装置を製作している場合、一般的にはオムロン社製の、リレーとタイマーを
使って保持回路を作っったり、シーケンス制御で回路を作ったりしますが、
DIYではそんな大げさな物でなくて、もっと安く、手軽にできる物が欲しくなります。
なので、これを知っていると便利だなと、思って頂けたらと思います。
ジャーン!
横約65mm×縦約40mm×高さ約20mmと、とてもコンパクトです。
しかも3000円位と安い!
(中国製で当たり外れがあるかもしれませんが、
私が使った20個くらいは、今のところ問題ありません。)
どんな風に使うかというと、
この絵でわかりますか?
右上の端子台にAC100Vを入力して、
右下は点灯させたいランプとか、動かしたい機器の動力を端子台に繋げます。
これはリレー回路ですよ。
で、、左上にはスイッチやセンサー等の入力を接続します。
真ん中がタイマーです。
この回路図は、
AC1OOVの機器をスイッチ入力があった時だけ一定時間駆動する回路です。
通電するとこんな感じでP-1と表示します。
で、左下のボタンで表示を切り替えたり、設定したりします。
左から、k1 k2 k3 と表示されてます。
タイマーリレー設定方法
1.プログラムの変更・時間設定方法
1)K1スイッチを長押し。
その後K1を押す毎に「P-1・・・P-2・・・P-3・・・P-4・・・・・・P-1」と表示を繰り返す。
2)K2を押すと待機モードに戻る。
3)待機モードの時に「K2」を押すと時間変更。「K2」を押すと桁が点滅して「K3」でUPする。
4)待機モードの時中に「K3」を押す毎に「レンジ」が変更できる。
※)0.1秒から999分まで設定できます(0.1秒,1秒,1分単位)
小数点を付ける位置により、
例: (1) 005.にすると1分単位のカウントダウン
(2) 005にすると1秒単位のカウントダウン
(3) 00.5にすると0.1秒単位のカウントダウン
2.プログラム機能
1)「P-1」: トリガーで設定時間だけ「ON」
トリガーにてカウントダウンしている間「ON」し、
0になったら「OFF」して元の設定時間に戻る。
※)「P-1」表示の時に「K3」を押す毎に、カウントダウン中のトリガーの扱いが変更。
「トリガー無効」<==>「トリガーでOFF&元時間リセット」が切り替わる。
2)「P-2」: トリガーで設定時間経過後、第2設定時間だけ「ON」
トリガーにてカウントダウンしている間「OFF」し、
0になったら「ON」して第2設定時間カウントダウンして
0になったら「OFF」して元の設定時間に戻る。
※)「P-2」表示の時に「K3」を押す毎に、カウントダウン中のトリガーの扱いが変更。
「トリガー無効」<==>「トリガーでOFF&元時間リセット」が切り替わる。
3)「P-3」: 設定時間「OFF」と、第2設定時間「ON」を繰り返す。(あるいは逆)
トリガーはなしで設定時間と第2設定時間でOFFとONを繰り返す。トリガーは無効。
※)「P-3」表示の時に「K3」を押す毎に、「OFF」「ON」と「ON」「OFF」の扱いが反転する。
4)「P-4」: トリガーで設定時間だけ「ON」 (トリガーで延長)
トリガーにてカウントダウンしている間「ON」し、
0になったら「OFF」して元の設定時間に戻る。
カウントダウン中にトリガーがあると「ON」のまま時間が元に戻り
カウントダウンをはじめるため時間延長機能として使用できる。
※)「P-4」表示の時に「K3」を押してもトリガーの扱いに変更はない。
と、読んでも理解しづらいと思うので、
簡単に言うと、
K1長押し P-1表示にする
K3押して 000秒設定にする(小数点の位置を決める)
K2で入力する場所をずらして、K3で数字入力(ここでは3回押す)
K2で決定
これで、
スイッチからの入力信号で、30秒間だけ機器を点灯する
という回路ができました。
どうですか? 色々と応用ができるので、想像が膨らみませんか?
是非、参考にして下さいね。