もう少しで梅雨も明けそうですね。
バタバタしてブログが中々進みませんが・・・
前回の続きです。
中国製のレーザー加工機を購入してみて、
実際に使えるか検証しているのですが、
できるだけ簡単に使えるようにしたいです。
で、「LaserGRBL」の加工ソフトの使い方ですが、
まずは、青いRUNケーブルをパソコンのUSBに差し込みます。
写真の電源線の横のスイッチをONにすると
「ブーン」と音がしてレーザー加工機の準備が整います。
(レーザーヘッドの赤いLEDが点灯します)
次はパソコン側ですが、
「LaserGRBL」のソフトを開きます。
1をクリックすると接続されているレーザー加工機を認識します。
2をクリックして作画データーのファイルを選択します。
3に選択した画像データーの設定画面が表示されます。
加工速度300mm/min(切断なので更にゆっくりにしてます。)
加工強度S-MIN 0 S-MAX 1000(100%の意味だと思います。)
(切断なので弱いところは0で強いところは1000にしています。)
M3 M5は、そのままで問題ないです。
ツールボックスの中に、どのくらいの速度でどのくらいの強さでどのくらいの回数で
切断できるかの参考値があります。
ここでは厚さ3mm木材を 出力100% 速度400mm/min 回数6回と記載されてます。
次に4で手動で移動する時のレーザーヘッドの移動距離を調整します。
(私はビビりなので10mmに設定しています。)
5で手動で移動する時のレーザーヘッドの移動速度を調整します。
(私は1000mm/min位に設定しています。)
6の矢印でレーザーヘッドの位置を動かします。
ワンショットで4で設定した距離だけ動きます。
(私は左端の手前の隅の方に移動しています。)
移動位置が決まったら7の地球儀マークをクリックします。
この位置を原点と認識します。
次回からは8の家マークをクリックすると7で決めた位置に戻ります。
9を押すと作画データーの位置に加工エリアの範囲だけレーザーヘッドが移動します。
加工する材料の位置を確認します。
私はデーターが上手く加工できないので、
この機能を使って加工エリアに材料を置く様にしています。
他にもやり方はあると思いますが、
とりあえず、レーザー加工エリアに材料がある状態が確認できます。
次にレーザーヘッドと材料の距離の調整をします。
Z軸は無いので、専用のピースを挟んで高さ調整をします。
(レーザーと材料との距離は加工強度に影響しますので、毎回調整しています。)
最後に13で加工回数を設定します。
厚さ3㎜の木材のカットは6回が参考値ですが、
日によって違う感じです。
湿度の影響か、雨の日は8回とか10回とかにしています。
準備ができました。
10をクリックすると加工スタートです。
結構、煙が出ます。(感じ方には個人差があると思いますが・・・)
それと、加工中は見ていた方が良いです。
動作中に引っ掛かる(加工進捗で材料が反ることがあるため)ことがあり、
材料が固定されていると、レーザーヘッドがその場で照射し続ける可能性があります。
実際に起こった事はないですが、考えると、焦げたり、発火する可能性もあるので、
近くにいて、時々確認は必要だと思います。
非常事態には11をクリックします。
その場で停止します。(レーザーも止まります。)
再開する場合は12をクリックします。
つづきから始まります。
ハードルが高いと思われがちですが、
この説明で少しでもチャレンジしてみたいと思って頂けるといいのですが・・・
自分で部品を作れると楽しいですからね。
次回は、どんな部品を作ったのかを発表したいと思います。