
藤乃家スタッフです。
雑司が谷霊園近くに住んでいると、
この街の静けさや、季節の移ろいは日常の一部になっています。
そんな中で、気がつけば当たり前のように目にする存在があります。
それが、雑司が谷霊園にいる 野生のインコ です。
以前から特別気に留めることもなく、
いつからか「今日は鳴き声が賑やかだな」と感じるようになり、
今ではすっかり、この街の風景の一部になっていました。
このインコの名前と特徴
雑司が谷霊園で見かけるインコは、 ワカケホンセイインコ という種類です。

・見分けやすい特徴
・明るい緑色の体
・長く伸びた尾
・高く響く「キーキー」という鳴き声
・オスは首元に黒とピンク色の輪模様がある
一度意識すると、 「あ、またあそこにいるな」と、
自然と目に入るようになります。
なぜここにインコがいるのか
このインコたちは、もともと日本の鳥ではありません。
インドやスリランカ、アフリカなどに生息する鳥です。

1960〜70年代、ペットとして輸入され、
飼育されていた個体が逃げたり、放されたりしたことをきっかけに、
1970年代後半から80年代にかけて野生化したと言われています。
東京は意外と緑が多く、
雑司が谷霊園のように古い木が残る場所は、
インコにとってとても暮らしやすい環境だったのでしょう。
雑司が谷霊園が「居場所」になった理由
地元の人間として見ると、理由は何となく納得できます。

・大きな木が多く、ねぐらに困らない
・人通りが少なく、落ち着いている
・木の実や芽など、餌になるものがある
夕方になると、
空を横切るインコの群れと鳴き声が、
「ああ、今日もいつもの時間だな」と感じさせてくれます。
そして今回、改めて写真に収めてみて
先日、そんな身近な存在を、改めてカメラに収めることができました。
普段は気にも留めていなかったインコですが、
ファインダー越しに見ると、その色の鮮やかさに驚かされます。

外来種としての課題はあるものの、
気づけば半世紀近く、この街とともに生きてきた存在。
雑司が谷霊園近くに住む者にとっては、
少し不思議で、でもどこか親しみのある「ご近所さん」なのかもしれません。