ご訪問ありがとうございます
今日は裄丈について
ちょっと書いてみたいと思います
私としては少し勇気が要る内容で
ドキドキするのですが(;^_^A
初めて着物を自分で作ったときに
呉服屋の女将さんに寸法を採ってもらいました
1尺7寸5分です
裄をお召になりますね
今の方ですねぇ
それに身長もおありになる
そう言われて驚きました
えっ、私、157センチですけど?
着物の世界では大柄なの?
自分の人生で
大きい人扱いされたのは初めてでした
ちょっとした衝撃でした
その後和裁教室に通った時に
大正生まれと思しき和裁の大先生に
呉服屋さんで測ってもらった寸法をお見せしたところ
ちょっと大きいのでは?と言われ
そのお教室では裄を1センチ小さく作ったのですが
これが凄く着易くて
見つけたマイサイズ! 感があり
今はその寸法で通しています
呉服屋さんで作ったのは正絹小紋
和裁教室で縫ったのは浴衣
浴衣はさっぱりと短めに作るのが心地よいので
単純に比べられないのは重々承知ですが
着易さという観点から見れば
裄丈というものは
長いより短い方が断然着易いのではないでしょうか
そして呉服屋さんというところは
寸法を大きくしがちなのではないかと
たぶん
大は小を兼ねるで
小さいより大きくしておいた方が
無難だからでしょう
擦り切れて仕立て直すときや
次の世代に譲ることまで考えると
大きく作っておくことは
合理的だとは思います
ですが
呉服屋さんで測ってもらった寸法が
正しいマイサイズかというと
私は少し違う気がするのです
もっと小さくてもいいんじゃないかしらと
体格は人それぞれですから
一概に言えないのですが
たとえばリサイクルで購入しようというときに
呉服屋さんで測ってもらった寸法を
ガチガチに考えなくても良いのではないかと
そうすれば少し選択肢が広がります
個人的には裄が短めの着物
シャッキリしていて好きです
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特選呉服 結城屋 » 12. 巨大化するきもの (ykya.co.jp)
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特選呉服 結城屋 » 14. きものの裄丈について (ykya.co.jp)
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