今日は真冬日です。現在 6℃。
当然マイナスですからぁぁ(´;ω;`)
この時期、いちいちマイナスつけなかったりします。
「寒いよねぇ。6℃だもんね」 のように話します。
梅が咲いている地域もあるというのに、あぁ北日本住まいが恨めしい。
一時期、近所の大型スーパーに入っている呉服屋さんに通いつめたことがありました。
毎日食材を買うお店なので立ち寄る回数が多くなってしまうのです。
通りかかってみつかってお茶をよばれたり。
滅多に買わないのによくしてもらいました。
私みたいな人に親切にしてたから撤退せざるを得なくなったのかも(m´・ω・`)m ゴメン…
さて、そのお店で例の通り例のごとくお茶を出してもらい。
ずずっと一口、いきなり次のような質問がきたことがありました。
「ねえ、藤裏葉ちゃんはどんな模様が好きなの?」
ほほぅ、そう来ますか…
お買い得品を懸命にお勧めしても全然乗ってこないくせに、気に入ったら悩まず即座にポンッと買ったりする私を不思議ちゃんだと思っていたふしがありました。
この質問にマトモに答えたら
「好きそうなお着物が入ってきたのでお取り置きしておきましたぁ」
とか言われちゃうんじゃないか?
内心ビビりましたけど、そんなセールスには絶対に乗らない自信があるので、まっいいかなと思いお答えしましたよ。
「雪輪ですね。雪輪が好き。見ると欲しくなっちゃう」
雪輪大好きなんですよね。きものに興味を持ち始めた時から好きでした。20代の時に初めて自分でつくった訪問着も雪輪模様でした。
北海道大学低温科学研究所の教授から雪の結晶の講義を受けたことがあり、一年間雪の結晶のスライド(OHP懐かしい)を延々と見続けたのですが、これがすごく楽しい時間だったんですよね。
北海道民にとって雪は生活の一部であり正直厄介なものですが、何年暮らしていても美しさにはっとする瞬間もまた多くあって。
ウールのコートの袖口についたフワフワの雪にふと目をとめると完璧に美しい樹枝状結晶がついてて見入ることもあります。ダウンじゃダメなのよ。
そんな時は息を止めて眺めます。息が少しでもかかったらあっという間に溶けてしまうから。
教授先生はコートのポケットに常時ルーペを入れておくよう学生たちに勧めていました。
いつでも観察できるようにと。
10代だった私はそのアドバイスを笑ったけれど。
50代になった今日の私は急にそれを思い出して、よし、実行してみようかなと思っています。
↓こんな雪輪模様が大好き。
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