五十年ぶりに入院しました | しょうかんのうだうだ

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仏絵師藤野正観(66)の備忘録・・・っといっても、ほとんどどこにも出かけないので、ふだん、ぐだぐだ思ったり考えていることを書き連ねることになるのは必至。

初めての胃カメラ

8日の深夜2時ごろ、胃の辺りに鈍痛を覚え目が覚めた。
やたら暑い寝苦しい夜だったので、汗びっしょりだった。微熱もあったのかもしれない。
朝までそのまま鈍痛を堪え、医者に行くことを覚悟した。
胃癌かもしれない・・・・。胃カメラを飲むことになることは明白・・・・。

私は、口に異物が入ると、嘔吐く性質なので、歯医者が口に入れる金属の鏡だけでも過敏に反応し、医師が治療できなくなる。そんな敏感な私が胃カメラなど飲み込めようはずがない。
胃癌だったら・・・さぁ、どうするのか・・・・。
鈍痛と、胃カメラのプレッシャーで眠れようはずがない。

朝になり、妻にこのことを話すと、すぐさま病院へ打診してくれた。
胃カメラの覚悟をした。
8時半、自宅近くの長岡京市にある済生会京都府病院に、妻の運転する車に乗って、外来患者として行った。
微熱のせいか、寒気がしたので、上着を取りに戻ったことを覚えている。
9時、かなり熱が高くなってきた。立っていられない。
内科の診療室前のイスに座り、体温、血圧測定と血液検査を受け、診察の順番を待った。
39度あった。
胃腸の専門医・塩見Drの前に座る時には、フラフラで思わずDrの机に肘をついて顎を乗せ、意識朦朧の中で話を聞いた・・・・。

つづく