吹奏楽部で、
チューニングの音だけがチューンする音を吹くことができる奏法を身に着けた吹奏楽部員の話を聞いたことがないだろうか。
チューニングの音は合うのだけれど、その他の音は合わない。
うまい高校生に見受けられる現象のようだ。
たぶんその気は少なからず残っていて、
リップスラーをやるとき、
Musescoreの音のサンプルで表すと、
fastのトーンは、上方向に音程をベンド?上げて、チョーキングしたようなテンションで吹いて、
slowのトーンは、チューニングの時の暖かい音を出す奏法に変わるので、
温かい音を出すときに低くなるようだ。
誰のことを言っているわけでもなく、見ると大体みんなそうなっている。
チューニング用の音をセットに付けているのは、
合間あいまにチューニングをして、唇が緊張状態で、チョーキングしたようなテンションで
リップスラーを練習していないかということを自分で常に監視し続けてほしい。
温かい音でスラーができないと、たぶんスラーではないようにも感じる。
リード楽器の人も少なからず噛んで、音高を得るために、リードの硬さを変えていると思うのだけれど、
たぶん、金管のリップリードの場合、
3 1/2のリードを1にも5にもできると思う。
どっちが硬いのか柔らかい薄いのか分からないのだけれど、
そういう変化を少しづつ軽減して、ムラがないように練習すると良いのではないかと思います。
信じるか信じないかはあなた次第です。