少し前のブログに元暴力団の愛人のことを書きましたが、その後のお話。
その元暴力団は投資詐欺会社の実質的代表をしていたわけですが、その内部の情報とかを銀座のホステスをしていた愛人の方とメールでその後もやりとりしながら教えていただいておりました。
もちろん、直接お会いしてお話もしたことがあります。
おそらく、こちらの動きを探る目的もあったのかもしれませんが。
(この愛人と会った時に、実は代表の○○も近くで様子を見てたんだよ、と摘発した千葉県警の方から後から電話で教えていただきました)
ある時、代表の○○を逮捕してほしい。○○の家の郵便受けに覚せい剤を入れておいたので警察に通報してほしい(普段から売人との受け渡しはそうしてるらしい)。もし、私に何かあれば、連絡が取れなくなれば親に連絡してほしい(実家の住所もメールに記載)。との切羽詰ったようなメールが。
ところが、その後こちらがメールを送っても返信が一切来なくなった。
おかしいなぁと思っていたところに、見知らぬ女性から私の携帯に電話がかかって来た。
その愛人の方は銀座のホステスをしていて、どうやらホステス仲間らしい。「渡してほしいと彼女から預かってるものがあるから、お会いして渡したい」と。
それから最近彼女はお店にも出てきていないと。
なんだろうか?
詐欺の被害者リストをCDロムに入れて持ってると言っていたからそれかな?
一応、日時場所を決め、逢う約束はしたわけです。
しかし、念のため私は知り合いのフリージャーナリストに、これこれこういう理由でこういう人に会うということを伝えた上で会いに行きました。
当日、約束の時間になってもその女性はきません。
するとまた電話、
「今、○○にいる、今からそっち向かうからと」
まだ30分以上は、ゆうにかかる。
それなら、外にいるより中にいた方が安全と近くのマンキに入り時間潰し。
もし、着けばまた電話なりメールが来るだろうしと。
結局、その後連絡無し。待ちぼうけを食らわされて終わりました。
何だったんだろうか?
しばらくして、連絡が途絶えた愛人の方からメールが来た。
実は、覚せい剤所持で逮捕されていたとのこと。
初犯ということで執行猶予の判決を受け出てきたとこだということ。
そこで、あなたの友人を名乗る女性から連絡が来てと、先の話を伝えると、
「いや、知らない。そんなこと頼んでも無い」
「おそらく、拉致でもしようとしたんではない?」と。
なるほど、それで嘘の情報で呼び出したのか。
でも、結局待ちぼうけをくらわされただけだったから、拉致未遂?
一応、事前に伝えていたフリージャーナリストの方にもその後連絡して、
無事でなによりと。
もちろん実際に拉致して殺そうとしたわけではないと思います。
何の罪もないカタギの人間に手をかけるようなことは、さすがに暴力団でも出来ないでしょう。
筋が通らないですからね。
最悪、一旦軟禁状態にして覚せい剤を無理やり打って、薬中毒にして放り出す。ぐらいでしょうね。
余談ですが、愛人の方が覚せい剤所持で逮捕された時の担当検事が初代アニー役に選ばれた菅野志桜里(現・山尾志桜里)。
その後、なんと検事なのに、ライブドアの役員と結婚。
そして民主党の代議士に(現在落選中)。
更に初代アニー役に選ばれたとき、一緒に選ばれたのがアントニオ猪木の娘さん。