オウムに詳しいなんちゃらとか言う人たちが何故か触れない観点 | ふじくまさんのブログ

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あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

オウム真理教によるサリン事件。現在も裁判が行われております。

テレビには何人かのオウムに詳しいなんちゃらとか言う人たちが出てコメントをしたりしておりますが彼らが何故かオウムについて触れない観点がある。

オウムが何故暴走したのか?
終末思想がどうのこうのとか言われたりしておりますが、
そういう宗教的観点からしか見ようとしていない。

オウムにはもう一つ宗教思想とは別の思想が入り込んでいた。
それが「ユダヤ陰謀論」

だからサティアンには米軍が毒ガスが噴霧しきてると被害妄想に陥ってコスモクリーナーとかいう空気清浄機を取り付けていたわけですよ。
ユダヤによる裏社会の陰謀を明らかにしようとしてる我々はユダヤに潰されるという勝手な被害妄想にかられるわけですね。

また麻原はこんなことも阪神淡路大震災はアメリカによる地震兵器によるものだと。
そして選挙に出て惨敗すれば票が操作された。不正選挙だと。

これと全く同じことを今言ってるのがリチャード・コシミズの独立党。

最初は合法的に選挙で政権を取ろうと考え、それが不可能だと分かるとテロ行為に出た。
麻原はどういう政権を作ろうとしていたのかというと反ユダヤの政権を作ろうとしていた。

オウムに詳しいなんちゃらとか言う人たちは何故かこの部分には触れようとはしない。

ユダヤ陰謀論とは反米感情を煽るには非常に良いツールなんですね。
だから左翼の人たちが取り込んでしまう。
同時に、右派対米独立派の思想を持つ人たちにも取り入れられやすい。
石原慎太郎とか、その辺の類ですね。

左派系で取り入れたのが先に上げたリチャード・コシミズの独立党。
右派で取り入れたのが国際宗教連盟(SAGEグループ)。

そして、何故かこのユダヤ陰謀論の背景には暴力団の影がチラチラ。


オウムに詳しいなんちゃらとか言う人たちが触れない部分で言うと
他にも
オウムは核兵器も製造しようとしていたこと。
オウムと北朝鮮とのつながり。
オウムと暴力団とのつながり。

この辺りについて語ろうとはしないのは何故んなんでしょうね?