山本太郎議員が園遊会で天皇陛下に手紙を手渡そうとして問題になってる。
これは問題にされて当然の行為。
おそらく本人は、そんな意識も悪気も無かったかもしれないが、まず天皇陛下の政治利用と受け止められても仕方がないということ。
山本議員は国会議員なんだから、もう市民運動家ではない。自分の主張を訴える場は国会であるはず。
第一天皇陛下には政治的言動は制限がされていて、陛下に訴えたところで意味が無い。
それに、天皇陛下は山本議員が訴えなくても福島の現状はよくご存知のはず。
それと、もう一点、ああいう場で天皇陛下に突然手紙を差し出すという行為は危険な行為。
警備員に取り押さえられても仕方が無い場面。
今回はたまたま手紙だったから良いものの、これがもし不埒な考えを持った園遊会の招待客が陛下に刃物を向けることだって考えられる。
だから、不審な行為というのはしないというのが常識でありマナー。
例えば、テストの時にカンニングするつもりがなくてもキョロキョロ周りを見渡していたらカンニングの疑いがかけられてしまうので普通、試験中はそういう行為はしないようにするのが普通。
または男性が満員電車で痴漢に勘違いされないように手の位置なんかを気にするのも同じ。
でも、どうしても陛下に手紙を園遊会で渡したいというのであれば、事前に宮内庁に連絡して相談するのが普通。
ただ、一般民間人ならともかく政治家がやると、当然天皇陛下の政治利用という疑いはかけられる。
今、もう一人大きな問題を起こした議員がいる。
それがアントニオ猪木議員。
国会が開会中に外国へ訪問するには国会の承認が必要。
猪木議員の訪朝は不許可になった。にも拘らず勝手に訪朝した。
山本太郎議員はマナー違反。猪木議員はれっきとしたルール違反。
こちらの方が罪は重い。
両議員とも何らかの処分はされるだろうが猪木議員の方が当然重くなると思われる。
猪木議員は何故、ルールを破ってまで北朝鮮に行くのか?
そこが本当の大きな問題。
猪木議員は自身の経営する会社がある、その会社はピョンヤンにも事務所を設けている。
猪木議員にとって北朝鮮は取引先の一つ。
ゆえに取引先である北朝鮮にとって都合が悪くなることなんて出来るはずがない。
だから外国人記者クラブでの拉致絡みのような発言になる。
これは暴力団も同じ。暴力団も北朝鮮は主要取引先。
表経済と裏経済の違いだけ。