私は以前、覚せい剤で逮捕され、服役していた女性と会ったことがある。
その女性は覚せい剤で逮捕され、最初は、初犯ですので執行猶予付きの判決が出たのですが執行猶予期間中にまた逮捕。その後、福島刑務所(女性刑務所)に2年近く服役していて、ちょうど出所して1週間ぐらいの時に私と出会ったわけです。
その女性には男がいました。男は本業は土建業、裏でスカウトマンをしておりました。もちろん、その女もその男の紹介する店でキャバ嬢として働いておりました。
その女性の働いた給料の一部が紹介した男に回されるわけですね。
事実上、女が稼いだお金で男は覚せい剤を買い、女と一緒にやっていたわけです。
その女性は初対面の私に全部話してくれました。彼が覚せい剤をどこから買っていたか。
もちろん、逮捕された時に警察にも話してるとは思いますが。
住吉会系の暴力団から買っていたと。
おそらく、男が紹介し働かせていたお店も住吉会系のお店なんでしょうね。
この女性、折角逮捕され服役していたのも関わらず、出所後また、その男の元に帰ってるんですよね。
これじゃあ、元の木阿弥。
私は、その女性をその男から離れさせ実家へ帰らせました。
そのまま、実家に居れば覚せい剤とは切れるはず。
しかし、また男の元に帰ればシャブ中に戻るだけ。
その後、どうなったか私は知りません。
私が出会った時は出所してからまだ1週間ぐらいで、その女性、携帯すら持っていなかったんですからね。