中国の次期国家主席習近平は中国のゴルバチョフになる! | ふじくまさんのブログ

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あぜ道・けもの道は歩いても人の道は踏み外すな!

小沢氏は予てから中国に対してこのうように発言をしております。

 『改革開放、いわゆる「社会主義的市場経済」は、毛沢東の経済政策の失敗と文化大革命の混乱を収拾する上で、非常に効果的な政策であったと思います。しかし、いくら「社会主義的」という文言をかぶせようとも、市場経済は自由競争を基本原理としており、経済活動の自由の上に成り立っているのであります。そうである以上、中国経済はさらに一層、自由化を進めていかざるを得ません。しかしながら、経済の自由化は一方で、必然的に政治の自由化につながり、その要求は国民の間で一層大きくなると思います。

 つまり、改革開放の市場経済と共産主義のプロレタリア独裁は原理的に、絶対に両立し得ないのであります。したがって、中国は早晩、相対立する二つの原理について、政治体制を含めて解決する方策を見出さなければなりません。』

『さらにもう一つの問題は、改革開放、いわゆる「社会主義的市場経済」の下で、中国経済がトータルとして大きく膨らんだ半面、国内で様々な格差が拡大して、あまりにもひどい状態になっていることであります。沿岸部と内陸部との格差はその典型であります。現在、中国には、市場経済化で豊かになった富裕層が数千万人おり、その人たちは日本や韓国の富裕層の水準をはるかにしのぐ巨大な富を有していると言われています。しかしその一方で、経済発展の恩恵に十分にあずかっていない国民が十数億人もおり、その日の生活に困っている人たちも珍しくありません。「権力と富の偏在」と言っても過言ではありません。』

『あらゆる紛争の根本原因は、貧困、貧富の差にある、と私は考えております。だからこそ、中国は経済成長が変調をきたしたとたんに、貧富の格差に対する不満が一気に爆発するのではないか、と懸念しているのであります。
 それは、中国の混乱は直ちに世界的規模の動乱につながるからであります。したがって、何としても中国が政治、経済、社会のあらゆる面でソフトランディング(軟着陸)、つまり民主化、自由化の道を歩んで行くようにしなければなりません。そのためには、日本、韓国はもちろん、アメリカをはじめ、世界各国が中国の諸問題の解決にもっともっと協力すべきであると思います。

 特に韓国と日本は、世界の中で中国の影響を最も強く受けてきた国であり、三国とも漢字文化圏、儒教文化圏の国であります。何よりも、互いに好むと好まざるとにかかわらず、地理的に最も近い一衣帯水の国々であります。その意味において私は、日本と韓国は極東において、力を合わせて中国のソフトランディングという歴史的大テーマを解決する役割を担って行かなくてはならないと考えております。それが、日韓両国の歴史的使命であると思います。』



習近平副主席は次期国家主席の最有力候補の一人です。
しかし、先の第17期中央委員会第4回総会(4中総会)で中央軍事委員会副主席主任は見送られました。
また、習近平副主席は反日の江択民派に属しながらも青年期に小沢一郎邸へ短期間ですがホームステイを経験し親日派でもあり、小沢一郎氏とは太いパイプがある。


中国は第17期中央委員会総会で、イデオロギーの強化、優れた幹部の登用、下部組織網の拡大など、恒例の呼びかけに加えて、党実務の「民主化」拡大と汚職抑制のために透明性の向上がうたわれた。この原案草起に関わったのが習近平副主席。
ただ、古参幹部の反発で相当骨抜きにされたようですが。


私は小沢一郎の大訪中団や天皇陛下との会見設定も、習副主席を確実に主席にするための布石を打っているんだと思うわけです。
小沢氏は訪中の途中で一人、韓国へも訪問しております。

小沢一郎氏の本当の目的は、中国の民主化ではないかと。
それをソフトランディングさせるための工作を中国・韓国で行っているんではないかと。 

もし、中国が民主化すれば北朝鮮の崩壊はあっと言う間でしょう。
戦後日本が平和で経済発展を遂げたのも日米安保に基付くアメリカの後ろ盾があったこそ。
北朝鮮が国家を維持できてるのも中国という後ろ盾があるからこそ。その中国が変わってしまえば北朝鮮はすぐ崩壊するでしょう。
ゆえに、韓国とも連携が必要不可欠。


もし、本当にこれを小沢一郎がやっているなら小沢氏は習副主席と共にノーベル平和賞候補になるかもしれない。



これはあくまでも私の善意に基付く予想ですが。



余談ですが

ソ連の歴代書記長
1、スターリン
2、フルシチョフ
3、ブレジネフ
4、アンドロポフ
5、チェルネンコ
6、ゴルバチョフ


中国共産党歴代主席
1、毛沢東
2、華国鋒
3、鄧小平
4、江沢民
5、胡錦濤
6、習近平?


歴史は繰り返す?