ブログを読んでいただきありがとうございます。

タイトルに書いてあるように、今回は無理やり NBA選手をサッカー選手で例えてみると…という企画をしてみました。

この企画の趣旨は日本における NBA熱は野球やサッカーに比べて、まだまだ低いと感じたので、
Twitterでたまたま(今回は自分のNBA垢とは違うサッカー垢でも公開してます)これを見たサッカーファンが NBAの有名どころの選手がどのような立場であるのかを僕自身の偏見で書いたものです。


(時間がありませんでしたら、ぜひ最後にあるウェイド&イニエスタのところだけでも読んで頂けたら嬉しいです。)


日本国内において、どのスポーツの代表熱が一番強いか?と言われたらおそらくサッカーです。

Jリーグが発足以降、国内でもJ1、J2、J3という3つのカテゴリーに分かれてリーグ戦が行われていますが、昨年6月に行われたロシアW杯に出ていた選手の多くは欧州5大リーグ(プレミアリーグ、リーガエスパニョーラ、セリエA、ブンデスリーガ、リーグ1)に所属しています。

ちなみに、先日のアジアカップ(日本代表は準優勝)の日本代表イレブンのうち9人はいわゆる海外組であり、トップ選手がいかに5大リーグでプレーしていることが多いかがわかります。


5大リーグを、リアルタイムでテレビ観戦となると日本時間では深夜〜早朝にかけて行われることが多いのですが、それでもコアなファンは多く、眠たい目を擦りながらリアルタイムで見ようと起きている人は数多くいます。

それゆえ、GOAL、サッカーキングス、サッカーダイジェスト、Football ZONE、ゲキサカなど海外のサッカーに焦点を当てたサッカーメディアは多く日本でも展開されていて、これだけではなく各チームの現地における機関紙の日本版である(バルセロナだとSPORT.es、ムンドデポルティーボ、レアル・マドリードだとMARCA、ASなど)メディアも数多くあります。

それと比べるとNBAが日本で報道される機会は少なく(バスケットカウントやバスケットキング、雑誌だとダンクシュート)、最新のNBA事情を日本語で発信してくれるメディアは少ないのです。

そこで、NBAに興味があり、これから見ようかなと思っている人に、NBA選手のリーグ内での力関係を理解してもらうために、もしサッカー選手に無理やり置き換えた場合誰なのか?と僕自身、NBAを見始めた時にした記録がたまたまスマホに残っていたので、それを書いてみようかと思います。(あくまで個人の偏見です)


レブロン・ジェームズ⇆リオネル・メッシ

それぞれのスポーツ界で最も上手い選手は?聞かれたら多くの人がこの2人を挙げる人が多いでしょう。
それは、最優秀選手賞を現役選手の中では最多獲得していることから見ても明らかです。(レブロンは4回、メッシは5回)

長年にわたりトップに君臨し、リーグ屈指のDFでも止めることのできないドリブル力、得点力があり、なおチームメイトのお膳立てができるアシスト能力も優れています。

個人スタッツだけではなく、所属チームをタイトル獲得に導いている点も類似しています。

また、これまで獲得してきた実績、そしてピッチ上で見せる圧倒的な支配力からファンからGOAT(神)🐐と表現されることも多いです。

そしてこの2人は比較対象は現役選手ではなく、先人たちとの比較になることは日常的です。
その競技における史上最強選手は誰か?という議論になれば必ずこの2人は出てきます。

メッシの比較対象はマラドーナやペレであり、レブロンの比較対象はマイケルジョーダンやコービーブライアントとなるわけです。

ケビン・デュラント⇆クリスティアーノ・ロナウド

それぞれのスポーツ界で最も上手い選手は?と聞かれた時にレブロンとメッシの対抗馬として出てくるのはおそらくこの2人です。

両者は史上最強級の得点力を兼ね備えており、その選手がいるだけで、そのチームを優勝候補にのし上げてしまうほどの存在感があります。

昨年まで所属していた、レアル・マドリードを最高峰のチームが集まるチャンピオンリーグで三年連続優勝に導いたのはロナウドであり、現在ウォリアーズを二連覇に導いたのはFMVPを二連続で受賞したKDこと、デュラントであります。(ちなみに、ロナウドは3連覇を達成しユベントスへ移籍、ニックスへの移籍が盛んに報道されてるKDの去就は??)

しかし両者とも度々、物議を醸す発言があり、多くの人から批判されることがある境遇も似ています。
(顔面偏差値は全然違うけど……)

カイリー・アービング⇆ネイマール

まずこの2人はプレー面でファンを魅了する踊るようなドリブルをすることができる天才であり、若い頃からそのドリブルでファンを驚かせてきました。

しかし、2人とも長年所属していたチーム(それぞれキャバリアーズとバルセロナ)を2017年の夏に自ら移籍要求をチームにすることにより、離れました。

その理由は共通しており、それぞれのチームにいた絶対的なエース(レブロンとメッシ)の影から抜け出し、新たなチームで1プレイヤーとして成長したいと思ったからです。

しかし、2人とも移籍して約1年半経った今、所属しているチームでビックタイトルを獲得することはできておらず、個人としての評価も少し落ちつつあります。

また、2人は大黒柱(レブロンとメッシ)が若き自分をサポートしてくれていた事実を移籍してから再認し、またチームメイトになってかつてのように一緒にプレーしたいことを匂わせるようなコメントを最近残しています。


ステファン・カリー⇆ルカ・モドリッチ

近年、最も成功しているチームはゴールデン・ステート・ウォリアーズとレアル・マドリードであり、それぞれのチームには上記に紹介した、リーグ最高峰の得点力を誇るケビンデュラントとクリスティアーノ・ロナウドが所属していますが、カリーとモドリッチの貢献無くして、2チームの成功はあり得なかったと思います。

スター軍団の中でもチームの潤滑油として、チームが良い雰囲気になるようにチームを支え、ピッチに立てばプレイメーカーとして君臨し、チームの心臓となる選手です。
SMVPやバロンドールといった個人賞も受賞しています。

また、みんなから愛されるキャラであり、そのイケメンフェイスで多くの女性ファンや子供からも人気があります。


ヤニス・アデトクンボ⇆モハメド・サラー

レブロンやメッシは30代に差し掛かっており、次世代のリーグのトップ担う存在として期待されているのが(両者ともスーパーな成績を既に残しているが)この2人です。

サラーは昨シーズン、リバプールを11年ぶりにチャンピオンリーグ決勝に導いた立役者であり(今シーズンもプレミアリーグでも首位争いをしています)

ヤニスは今シーズン、現在リーグトップのバックスのエースとして君臨しています。

しかし、2人とも現在のような成績を残すとは4年前で到底想像出来るような選手ではなく、フィジカル面の向上をキッカケに著しく成長した選手です。

また、2人ともトップ選手として君臨している選手としては珍しい国の出身であり(ヤニスはギリシャ、サラーはエジプト)、
その国の代表選手としてこの2人以外に世界的に有名な選手はほぼ皆無であるということも類似しています。(それでも2人は中心選手となり、ワールドカップ出場に導いています)


ドウェイン・ウェイド⇆アンドレス・イニエスタ

2人は引退こそまだしていませんが、ウェイドは今シーズンをもっての引退を発表し、イニエスタは昨年、12歳から22年間過ごしてきたバルセロナに別れを告げたした。
(でもその美しいプレーを見るとトップレベルの舞台でも、まだ数年活躍できそうですし、何より多くのファンはそのプレーをいつまでも見たかったでしょう。)

2人はレブロンとメッシの相棒として、数多くのタイトル獲得にチームを導いてきており、
レブロン&ウェイド、メッシ&イニエスタのコンビの姿を見ると、多くのファンは感動し、当時の2人の美しきコンビネーションを懐かしむかと思います。



また2人は人間としても非常に優れ、多くのファンや選手、関係者、コーチ陣からリスペクトされています。

イニエスタはバルセロナを退団発表した昨シーズン、ウェイドは今シーズンにおいて、ホームゲームはもちろん、ロードゲームでもスタンディングオベーションでスタジアムに駆けつけたファンに讃えられました。

イニエスタのバルセロナでのラストゲームが感動的なものになったように、ウェイドのマイアミヒートでのラストゲームは忘れられないゲームとなるでしょう。

昨シーズンのイニエスタのバルサでのラストゲーム↓
(ぜひこの動画を見てみてください)






以上、NBA選手を5大リーグサッカー選手で無理やり例えると(第1弾)でした。