どうして自分はバイヤー業に打ち込んでいるのか。


それは、実店舗でも、カタログ通販でもWEBでも、ステキなお店を増やすことで、生活者の皆様の暮らしが豊かになるお手伝いをしたいから。


「高価なモノ=豊か」では決してなくて、


普段使っているキッチン用品がちょっとかわいいデザインでお気に入りだったら、お料理が楽しくなる。


食器が、手になじむとても使いやすいモノだったら、気持ち良く食事ができる。


たまにはいつものコーヒーの代わりに深煎りのコーヒーにして、数百円のクリーマーも入手すれば、お家で簡単カプチーノが楽しめる。


値上げの影響で個人消費が冷え込む昨今だけれど、だからこそ、ちょっとした工夫や優れモノグッズで、自分らしい豊かさを感じたい。


お店でお客様がそういうモノと出会えるように、バイヤーとして日々奔走しています。




人は、周りにあるモノや取り巻く環境で作られると言われます。


高価でなくていいので、自分の周りにはキレイなモノ・美しいモノを置いて、お気に入りのモノをひとつでも増やしていきたい(高価=高品質である場合も多いです、一応)


衣・食・住の中でも、私の専門である住生活は、今まで一番後回しにされてきた分野かと思います。


だからこそ、暮らしの部分を自分らしく満足させることができたら、きっと新しい充足感が得られるでしょう。


バイヤーとして、商品知識はプロ意識を持って研鑽しつつ、普通の生活者としての感覚を大切に、私自身が心地良い暮らしを追い求めながら、仕事に取り組んでいきたいものです。


最近、いろいろ思うところがあり、バイヤーの仕事をする理由を再確認したのでした(*^▽^*)