ドキュメンタリー映画
「地球にやさしい生活」を観てきました。
ニューヨークに住む作家のビーヴァンは
2007年、1年間だけの実験と言うことで、
地球に影響を与えない(ノーインパクト)生活をして
その経過を太陽光発電でブログに綴るというのを試す。
彼には雑誌の編集者の妻と、娘がいて
家族も共に、同じ生活をするのですが……。
一気に総てというわけでは無いのですが、
まずは電車、エレベーターも使わず、移動は自転車。
食べ物は青空市場で
生ゴミはミミズを飼って、土に戻す。
コーヒーは飲まないし、外食もしない。
レンタル菜園で野菜を栽培
半年後からは冷蔵庫も電気も使わない。
灯りは蝋燭。
トイレットペーパーも使わない
一年間、新しい物は買わない。
などなどを試します。
メディアの取材も多く、
売名行為だろうとか
けっこう批判もされたりで
凹んだりしながらも続けます
驚いたことに、この生活をするまで
一度も夕食を作ったことのない妻
なども、随分と意識が変わっていきますが
もちろん不満も募ります……。
でも、小さな娘、イザベラはほんとうに楽しそう
どれくらい記憶に残るのか判らないけれど、
たぶん、すごく良い経験に
大人以上になっているんだろうな~って思うと
見ていても楽しい
1年後には、
元に戻る部分、
そのまま続行する部分、
いろいろ分かれるのですが
でも、やっぱり大変だったとしても
貴重な経験として宝になるのでしょう。
レイトショーだったので
ドキュメンタリーだと眠くなっちゃったりもするのですが
私は楽しんで観ることができました
ここまで極端なことはもちろん出来ないし、
しないけれども、
削いでいって、シンプルにしていくことの気持ちよさ
っていうのが、
段階で、きっとあるんだろうな~って感じました。
例えば自分自身、今はテレビ無し生活だけれど、
全く困っていないし……
むしろ、快適な部分さえあります。
昔、一時的に、
10月から3月まで冷蔵庫が無かった時もあったけれど
その時も特には困らなかったし……。
夏場は流石に無理ですが……
なんだかいろんなことを考えてしまいました。
今日捨てた物。
雑誌三冊分くらいのプリント類。
今までありがとう!