「前世への冒険」「日日是好日」が
とってもおもしろかった作家さん、
森下典子さんの食のエッセイ
「いとしいたべもの」（世界文化社）を読了。
正直、今、食べ物の安全性とか
考えると見えない渦にはまりそうになることが
現実にはいっぱい……
（もちろん、真実を知りたい気持ちに変わりはないですが……）
でも通勤でこの本を読むと
いろんな意味で救われました
森下さんはほんとうに食いしん坊なんだな～
っていうのが伝わります。
食いしん坊な人って、大好き
そして、易しい言葉で描かれる、
日常で手に入る食べ物のおいしさの表現……
なんとも素直な言葉というか、
ああ～～そうそう、って共感したり。
そして、初めてのイラストとのことですが
絵も良い感じの色味と雰囲気で……。
なんとも味わいがあります。
それにしても、
この本を読んでいると、とにかく食べたくなります。
本文中にある「どん兵衛きつねうどん」
思わず保存食用に、本日買って帰りました
いつもは買っても蕎麦を買ってたんですが、
（うどんよりも蕎麦派なので……）
うどんにするとは……おそるべし森下さん
そしてこの本を読んでいて感じたのは
かつての日本の
家族みんなでごはんを食べていた姿……。
決して金銭的に豊かかどうかはわからないけれど、
なんだかしあわせそうで、
ちょっとしたごはんがイベントみたいに楽しくなる感じ……。
そういうのって、やっぱり良いな～
って思いました。
食の奥深さを、やさしい言葉で教えてくれた気がします。
そしてこの方の本、
全部読みたくなりました
今日捨てた物。
バスジェル
（今のお風呂では使えないタイプ……
昔、貰ったときに使っておけば良かった……
） 今までありがとう！