年始のご挨拶に贈られる『お年賀タオル』
今年もありがたいことに、様々なお取引先様より
お年賀タオルをいただく機会がありました
熨斗の表書きも色々ありまして
スタンダードな『お年賀』から
漢字表記の『御年賀』もよく見ますね。
何て?(パニック)
再び、何て?(パニック)
かろうじて『る』と書いてあるのが分かりますが、
それ以外はちんぷんかんぷんです
実はこちら、草書体で書かれた表書きなんです
崩し字とも呼ばれる草書体、速筆に特化し、字が大きく省略されている為
専門家でなければ読むことも書くことも難しい書体です。
このお年賀タオルに使われている文字は、変体仮名と呼ばれます。
草書→平仮名→変体仮名という流れがありますが
細かいことは省略します。
ざっくり言うと、変体仮名を草書で書いている熨斗です。
で、この熨斗には一体何が書かれているのかというと
お た を る
『御多織る』
と書かれております。
『御』と『る』以外は、変体仮名となっているんです。
元々あった手ぬぐいを贈る習慣が、近代化と共にタオルがメジャーになっていき
熨斗の表書きも変化していったんですね。
片仮名表記の『タオル』だと『倒る』と連想させてしまうので
縁起のいい変体仮名が満載の草書が使われたようです。
ちなみに手ぬぐいの熨斗はこうなります。
お て ふ き
御手富貴
『貴』だけ変体仮名です。『富』は当て字のようですね。
う~ん、縁起良さそう
~番外編~
通年使える『粗品』もありました。
丁寧な『いつもご愛顧ありがとうございます』
皆様のお年賀タオルの表書きはなんて書いてありましたか~?
つなごう支援の輪出来る範囲で・正しい情報・正しい支援を。
『石川県令和6年能登半島地震災害義援金』
石川県と赤十字が連携した義援金の受付窓口です
富士市でも令和6年1月5日(金)から令和6年12月27日(金)まで
富士市役所庁舎やまちづくりセンターにて義援金を受け付けています
明日、明後日はお店・ブログともにお休みです
皆様良い週末をお過ごしください
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アップしていますのでよかったらチェックしてみてくださいね♪