こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

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外見で人を判断するのは

良くないとはいうけれど

人柄が外見に滲み出るのは

少なからず事実だと思います。



高級感があるか

個性があるか

優しい雰囲気か

その人に似合っているか



やっぱり一瞬の視覚情報で

人の印象があらかた

決まってしまいますから

身なりを整えたい人が多いのは

当然のことです。



これが住まいだとどうでしょうか。



新築する時はもちろん

外壁の素材にこだわったり

屋根の形

窓の位置

玄関ドアのデザイン

雨樋の色…



たくさんのパースを見比べて

悩みながら決めていきます。



自分の好みというよりは



かっこよく見える

可愛く見える

センスが良いと思われたい



そんな気持ちが前面に出てきやすい。



壁紙を決める時より、

圧倒的に他人軸で

検討している方が多いのです。



では実際に

お施主様の思惑通りに

近所の方や通行人は

デザイン意図を感じ取っているのかしら。





あなたは、ご近所のおうちの外観を

ハッキリと覚えていますか?



意外と、覚えてない方が多いのです。

代わりに何を覚えているかといえば



エントランスの花壇の花が綺麗とか

子どもの自転車が置いてあるとか

生協の箱が積んであるとか

玄関ドアにリースがかかってるとか

バケツが出しっぱなしになってるとか



家そのものより

そのまわりにある小さなものの

印象が残っているのです。



それによって

住んでいる人の

性格がなんとなく感じ取れるのは

気のせいではありません。



植物の手入れがまめな人

古いものが好きな人

物をぞんざいに扱う人

細部にまでこだわる人



このちょっとしたものって

意図せずつい出てしまう「素」



いつでもしまえるし

大したことないものだから

取り繕うほどのものでは

ないかもしれないけれど

印象を左右します。



逆に言うと、

こういう小さなもので家の印象は

全く違ったものになるということ。

侮れませんね。



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