こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

プロフィールはこちら



先日、

ちょっと変わった本屋さんへ行きました。



選書とディスプレイが個性的な印象で

整然とした大型書店と違って



古本屋さんのような

雑貨屋さんのような



何がどこにあるかわからない

そんな空間でした。



本のジャンル分けも

なんとなく

この辺はアート

この辺は食

この辺は宗教

といった具合。



一般流通しなかったであろう

小冊子の類も

手摺の画集なんかに

インスピレーションを

掻き立てられます。




欲しい本を買いに行く

というより

たまたま見かけた本に

好奇心をそそられて買う

出会いや発見を楽しめるような

店づくりでした。



そんなに大きいお店ではないのに

ついつい長居してしまって。



だんだんと

この空間は



自分に知識を与える

ツールを売る場


ではなくて


自分の感性を

開いてくれる場



なんだと感じてきました。



固まった論理的思考を

手放しなさいよ



そう言われた気がして

うすい詩集を買ってきました。





きっと

普通の本屋さんなら出会わない

買わない本です。



でも不思議と今の自分に

ぴったりの言葉がはいっていました。



住宅設計って理詰めの仕事です。

細かい図面に向き合って

法令を読み込んで

間違いのないように

集中してつくっていく。



でも

よい住宅には「抜け」が必要です。


住まいは人の心の居どころだから


理詰めで完璧に仕上げてしまうと

暮らす人の息がつまる。心がつまる。



だから

それを設計する人の気持ちにも

「抜け」が必要なんだと感じ入りました。





心がほっと息がつける場所

本屋でも

公園でも

美術館でも

いつもと違う

感性が開かれる場所を

探してみてください。



ほんの少しでも

日々の暮らしの中で詰まった気持ち

抜けて楽になるはずです。



  

公式ライン

 

日々の暮らしを楽しみたい

自分を大切にできる

住まいづくりサポートの情報発信をしていきます。