こんにちは!

心の声からデザインする一級建築士

住まいカウンセラーの藤村泰子です。

プロフィールはこちら

 

東京のマンションに引越してきたとき

印象的だったのが

どこもかしこも「白い」こと。

元々都会暮らしの方からすると

「?」かもしれませんが

 

 

壁も

窓枠も

玄関ドアも

キッチンも

ユニットバスも

洗面所の床も棚も

 

 

輝くばかりの白さに

ちょっと圧倒されてしまったのです。

 

 

というのも

それまで青森の

古い純日本家屋に暮らしていて

 

 

天然木の床や扉は経年で飴色になっていたし

畳の部屋は砂壁と襖で囲まれていて。

 

 

良く言えば和風旅館のような

くだけた言い方なら

おばあちゃんの家のような

 

 

The 昭和の家

 

 

木の色に囲まれている感じだったのです。

 

 

だからこその、ギャップ!

 

 

青森で生まれ育った中学生の娘曰く

 

 

「これぞ都会のマンションって感じだよね。

 絶対、汚しちゃいけないって感じ。

 ・・・事務所みたい。」

 

 

はい、私もそう思いました。

【白】って、緊張感があるのです。

 

 

私は在宅で仕事をするとはいえ

長時間過ごす場所だから

緊張が張り詰めたような自宅は息苦しい。

 

 

自分が落ち着ける

空間にするために

必要な物は何か

 

 

部屋づくりには、この考えが必要でした。

建築士として

インテリアコーディネーターとして

おしゃれにすることより

自分が毎日気持ちよく暮らせるのが最優先です。

もちろん家族も。

 




結果的に我が家が採用したのは以下の4つ

 

(1)天然素材のアイテムを置く

(2)自然モチーフのアートを飾る

(3)室内で植物を育てる

(4)木製ブラインド

 

 

張り詰めた緊張感を和らげるのに

 

 

自然にゆらいでいる形とか

ざらついた手触りとか

目に優しい曲線とか

自然界にある色とか

 

 

そういったものを取入れたかったのは

動物的な感覚を大切にしたら

深呼吸できると思えたから。

 

 

田舎で暮らした経験が長いからこそ

身体に染み付いた感覚かもしれません。

 

 

おかげさまで

この一年近く落ち着いて過ごせていますキラキラ

 

 

あなたなら、どう考えますか?

 

公式ライン

 

日々の暮らしを楽しみたい

自分を大切にできる

住まいづくりサポートの情報発信をしていきます。