今日は友人と東京都現代美術館へ。
アートのある暮らしについて
お話を伺ってきました。
昔、美術館の教育普及スタッフとして
対話しながら鑑賞を深める
ファシリテーターの仕事を
3年間していました。
その時に強く意識していたのは
アートは一部の人の物ではなくて
裾野を広く拡げていくことと
ハードルをいかに下げられるかということ
欧米に比べて
美術品マーケットが未熟だったり
アートの選び方、購入の仕方を
教えてもらったことがない人が多い中で
アートを楽しめる土台、環境をどうつくるか
鑑賞教育の担当者と
学芸員と
画廊と
ギャラリーと
一緒になって議論したことが思い出されます。
パネルディスカッションの中で
本質的なことを言い表している
言葉がありました。
それは
『子供の成長を考えたときに
感性から意味を学ぶのであって
意味から感性は学べない』
つまり
感性の世界を生きる子供たちに
大人たちは知識的なことを先に教えないで
ということです。
学校教育も
会社運営も
人間関係も
効率よく
早く
均一的に
波風立てずにこなすために
本人の気持ちはさておき
失敗しないための知識を
詰め込まれてきたのではないかしら。
それに慣れすぎて
すぐに正解がわからない人生の問や
形の見えない人の心や
自分自身の感情すら
わからなくなってしまっている。
感覚が麻痺しているのです。
そのリハビリとして
暮らしの中のアートは必要なんですね。
日々の潤い・彩り・差し色・スパイスとして
気軽に楽しもうではありませんか。
あなたがママだとしたら
感性の世界を生きる小さな子どもたちと
一緒に作品を見て
子どもたちから見方を教えてもらいましょう。
あなたの感性の扉を開くのは
誰かの感性という鍵🔑
考えずに、ただ『感じる』って
とても大切なことです。
↑参加者にチョコレートのお土産まで✨
学びを深める時間に感謝🙇♀️
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