1975年にフジテレビの「世界名作劇場」で放映された
「フランダースの犬」原作:ウィーダ(マリ・ルイーズ・ド・ラ・ラメー)
悲しすぎる最終回、今見ても涙してしまうのは、私だけではないと思います
しかし、これは初代アニメだけの話しで、その後に作られたアニメでは、ネロもパトラッシュも死なない!!
それはアニメだけではなく、欧米で発売されている『フランダースの犬』のエンディングも原作とは異なり、死なないものが多いとのこと
理由はいたって簡単で、子どもや犬が死んで終るのは、あまりにも悲惨すぎるから・・・
どうですか?
日本の名作アニメ「フランダースの犬」の結末が、もし異なっていて、ネロもパトラッシュも死なずに終っていたら・・・
ここまで、自分の心に残り続ける作品になっていたでしょうか?
私事ですが、1991年にベルギーのアントワープを訪れた際に聖母大聖堂を訪ねました
入り口を入ると、「ここは、『フランダースの犬』のモデルとなった教会です。」との案内がありました
「ここか!!、えっ!?でも日本語で書いてある!」
きっと、アニメの放映以降、たくさんの日本人観光客が訪れるのでしょう
ネロ少年が死の直前に見た、祭壇横に掲げてある、ルーベンスの絵を観た時には、ちょっと感動的でした。
私は単純に「悲しいから」と死を伏せることには、疑問を感じます