イタリアシリーズ第2弾
マテーラです
前回のコメントにリクエストがありましたので、ユネスコ世界遺産でもある「マテーラ」を紹介
ブーツの形をしたイタリア国土の、くるぶしの辺りに位置するマテーラは、丘が凝灰岩で出来ており、昔から穴を掘り生活をしていた地域です
旧市街の洞窟住居は「サッソ」と呼ばれています(複数形は「サッシ」です)
洞窟で生活している人もいます
('-^*)/
その歴史は古く、先史時代に遡ります
しばらくギリシアの支配を受けていたこの地域ですが、8世紀ごろ、イスラム教徒らによるギリシア正教徒やキリスト教徒への迫害のため、多くのギリシアの修道僧らがこの地に逃れてきました
そしてこの土地に洞窟を掘り、住居としたり修道院を作ったりして洞窟住居が広がったようです
トルコのカッパドキアの歴史に似ていますね(^-^)/
しかし、16世紀頃にはナポリ王国の支配下になり街は繁栄しました
そうなると当然貧困の格差が生まれ、裕福な人は高台に住み、貧しい人は洞窟に住むという構図が出来上がりました
近代になり、ますます格差が広がったマテーラに追い討ちをかけるように、カルロ・レーヴィの著書「キリストはエボリにとどまりぬ」が描かれました
それは、最悪の生活環境、留まる事の無い格差、差別、電気や上下水道もろくに整備されていない事による疫病の蔓延、等々…
この著によりサッシ地区の住民は強制的に近くの町に移住させられました
そしてサッシ地区は完全に廃墟と化し、無人となりました
1950~60年代の頃です
現在では洞窟住居の歴史的価値の重要性を再認識され、無人化され荒れたサッシ地区の復興を進めている動きがあります
すでに住居として住んでいる人や、新たな形での復興が徐々に進んでいます
そしてユネスコ世界遺産として登録されたのですね
(*^ー^)ノ
Dice-ket
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前の記事より
>HIROMIXさん
徘徊って…(笑)
またまたの名を『酔っ払い』とは言いませんか…?
>咲さん
コンテパルティーロですか。いいですね。
個人的にはサラ・ブライトマンのソロが好きで僕もよく聞いてました。
何度聞いても鳥肌なんですよね…。
久しぶりにまた聞きたくなりました(^_^)v
>terryさん
超セクシー下着、いいじゃないですか!
でもプリクラは…(^^ゞ
>polnareffさん
夏がオススメです。
車で回るだけでも充分楽しめますよ。
>shoukoさん
ご要望のマテーラですよ~(^_^)v
たしかに、ボルミオを含め、ソンドリオ県には綺麗な景色やかわいい街が点在してますね。
ずいぶん前にボルミオ付近でとても良い感じの街を山の中腹から撮ったのですが、街の名前が分らず写真自体がお蔵入り…(´_`。)
>ミントさん
本場で勉強するとは、本格的ですね!
美味いの作って貰えますね。。。
>日向のんサン
はい。
近いうちにアッシジやりましょう。。。
>BRIEF&BOXERさん
1100km全部滑れるワケ無いじゃないですかっ(笑)
>なつみチャン
妨害と絡みは望むところです!
てか、今度、テレビを録画したの、送ってください。
(^~^)
>amariさん
標高は、エベレストや他の世界的に高い山に比べると全然高くないのですが、周りとの標高差と、山・岩・川・湖・滝・森と、いろんな自然が交じり合っているというのがこの地域の特徴なんです。
きれいですよ~。
>haruさん
夜ですよ~。
>YASUOさん
子供の頃の写真がたくさんあるって良いですね。
うらやましいです。
>nuagesさん
コルチナはウインタースポーツのメッカですからね。
有名な方もたくさんここを滑ってますね。。。
>星空 光さん
>グランデ88さん
はじめまして。
これからも世界の綺麗な写真を紹介していきますので、また遊びにきてくださいね。
>ヒカルンさん
さすがにイタリア人にはなれませんね…(笑)
>rikuchaさん
この辺はスイスやオーストリアまで数十kmのところなので、景色も自然と似てきますね。
>ruriさん
ぜひとも行ってみて下さいね。。。
※写真撮影、写真の貸し出しのご依頼はfujidai01-photo@yahoo.co.jp
まで連絡下さい
夏場は取材等、出かけている事が多いのですが、お気軽にお申し付け下さい
撮影のご依頼は早めのご連絡をお願い致します
ご連絡お待ちしております(^_^)v