しばらくです



コメ返ししなくてすみません


m(u_u)m


なんとか無事に月より帰還致しました


月のウサギは十五夜の団子を作るのに一生懸命でした


かぐや姫の酌のお酒は旨かった~



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写真家 藤村 大介 密かに現る!







ハイ、本題に入りましょう




スペイン、サンチャゴ・デ・コンポステーラです



キリスト教、カトリック教会でローマ(ヴァチカン)やエルサレムに並ぶ有名な巡礼地で、世界中からカトリック信者が集まります


巡礼の街道には、巡礼者の証である帆立貝の殻を荷物にぶら下げ巡礼している人達を見かけます


僕は見ることが出来なかったのですが、非常に熱心な信者は、この地に近づくと地面を膝だけで歩く信者もいるそうです




そもそも【サンティアゴ・デ・コンポステーラ】の「サンティアゴ」とはスペイン語で「聖ヤコブ」、「コンポステーラ」とはラテン語で「墓場」なのだそうです



お分かりですか?


実はこのサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂には、聖ヤコブの遺骸が祭られているのです


帆立貝はヤコブのシンボルなのです


フランス語では、帆立貝の事を(coquille Saint-Jacques、コキーユ・サンジャック)と言い、(聖ヤコブの貝)と言うそうです


少し過ぎてしまいましたが、7月25日は聖ヤコブの日でした


この写真は、聖ヤコブの日に盛大に行われる祭りの時に写したものです


実はこの時、ここに行くまで聖ヤコブの日や、祭りのことなんか全く知らなかったんですけどね…(^_^;)




ここで聖ヤコブの遺体が発見されたのは9世紀の頃で、時にレコンキスタの真っ最中でした


レコンキスタとは、イベリア半島(現スペインやポルトガルのある半島)にムスリム(イスラム教徒)勢力が押し寄せ、征服していたのを、キリスト教国が国土を取り戻そうと戦った、西暦700年頃から約700年以上も続いた活動です


イベリア半島の北西部にあるサンティアゴ・デ・コンポステーラは、聖ヤコブの遺体が発見された事でイスラム勢力と戦うキリスト教勢力の守護のシンボルとなりました


レコンキスタでは、次第にイベリア半島北部からキリスト教勢力が国土を回復していき、ついに1492年には完全にイベリア半島における国土を回復しました



なので最後までイスラムの圏内だったアンダルシア地方には、多くのイスラム色が残る建築物があるのですね


グラナダのアルハンブラ宮殿は、ナスル朝における最後のムスリム勢力の拠点となってしまいました





  キンコ~ン、カンコ~ン♪


  時間なので、世界史の授業は終わります






p.s.

花火は遠くから見ても良い物です


ちなみに、しばらくは更新やコメ返しのペースがスローダウンします


ご了承下さい~ m(u_u)m











                                     Dice-ket










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 夏場は取材等、出かけている事が多いのですが、お気軽にお申し付け下さい

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