10月、いつも以上にあっという間に駆け抜けた感じがします。
歌とサックスの渦は、三鷹跨線橋の映画「橋と眠る」の撮影、幕末土佐の絵師・絵金さんを称えるイベント「絵金夜噺(えきんよばなし)其の二」の準備など、ドタバタ走り回る日々が続き、LIVEも3本入っていたので、ぎゅぎゅ~っと詰まった1ヶ月でした。
そして一瞬で11月に突入。。。
今日は少し時間が出来たので、10月LIVEの振り返りをしてみます。
10月15日(土) は、謎の男・おかぴー氏主催のイベント、『賽子(さいころ)第十三夜』に出演。
会場は新宿・歌舞伎町の深部にある「KAVACH-YA」さん。
初めてのお店でしたが楽しくやらせて頂きました。
カッコイイマスターに親切にされ、渦はご機嫌でした
出演者さんは弾き語りの方ばかりで、不汁無知ルはちょっと異色だったかな。
これでもか!ってくらい個性の強いシンガーの方達で、兄貴!と呼びたくなる、
男クサイ表現の方が多かったですね。
その中に可憐な野の花の様な女性シンガーが一人、丸橋ミケさん。(実はチェロの高田が隠れファンだった!)
彼女は少年の繊細さを漂わせており、脂っこくないハスキーボイスが心地好かったです。
弾き語りの方って、本当に凄いと思います。
たった一人で全責任背負ってステージに立つって、怖いことなのですよ、ほんとに。
尊敬です。
お越し頂きましたお客様、出演者の皆様、KAVACH-YAさん、おかぴーさん、大変お世話になりました。
この日も学びの多い夜でした。
10月28日(金)は野外劇やテント芝居を各地で繰り広げる、心中椿さんの東京公演!
『素晴らしき世界』(作・演出 鏡野有栖) の、初日のオープニングアクトでした!
遠くまで来て下さったお客様、有難うございました!
※画像は映像作家の麿氏、写真家の宮原氏、紅子氏、役者の神山てんがい氏から頂きました。
不汁無知ルの出番はちょうど夕暮れ時。
いい具合に辺りが薄暗くなって、雰囲気最高でした。
そして、夜の帳が下りる頃、いよいよ心中椿のお芝居公演スタートです。
いや、ほんとにもう、物凄い舞台でした。。。圧巻!!
数日経った今もまだ余韻があります。
竹で組み上げられた野外の舞台セット上で、本当に幻を観ているのかも・・・と錯覚するかのような目くるめくショーの数々、切ない物語、どこをとっても素晴らしかったです。
公演は10/28~10/30の3日間3回公演でしたが、その3日間のためだけに作られた、丘の上の大舞台!(取り壊すのが勿体なさ過ぎる・・・)
刹那的であり、幻影的であり、そして、感動的な野外劇でした。
この素晴らしき公演に関わらせて頂けたことに、心より感謝いたします。
有難うございました!
3日間お天気にも恵まれ、大盛況で無事3公演を終了されました。
心中椿の皆さんは、今頃はまたどこかの町へ旅立つ準備をしているのかな・・・?
またお会いしましょう!
一夜明けて10月29日(土)は、下井草ビリーズバーさんで演奏でした。
演奏させて頂くようになってからまだそれぼど経ちませんが、いつも気持ちよく演奏させて頂き、感謝です。
遠くから聴きに来てくださったお客様、本当に有り難うございました!
この日の出演者も濃い!!
ソウル、ノイズ、ブルースと、皆さん本様に素晴らしい演奏でした!!
中でもソロの女性Vo&G、ニャチコジエンズさんのノイジーなサウンドとLIVEパフォーマンスには釘付け!
一匹狼、これぞ本物のロック魂!と唸りましたよ。
心がザワザワするあの感じ、久々に味わうことができて感動的でした。
新宿・ソウルキッチンで演奏していた頃に知り合ったギタリストさんと数年ぶりの再会もあり、楽しい夜でした
いい夜、いいサウンドで、ビールが進んでしまったよ。
皆様、本当に有り難うございました!
11月の不汁無知ルは絵金のイベントに出演します。
実は、絵師・金蔵の曲が2曲あるのですよ
琵琶と尺八の名手も出演するこのイベント、演奏あり、トークショーあり、お芝居ありの盛り沢山なイベントです!
是非聴きに来てくださいね!
■絵金縦遊伝 宵晴レ座 公演案内