ワンマンライブに向けて
東京のワンマンライブも明日になりました。
昨年の大阪ワンマンをやった時に、
「大阪ワンマン成功したら、次は東京っしょwww」
みたいなノリがあったのは覚えてます。
だから、東京ワンマンの発起人は田中です、多分。
東京成功したらどうしよう?
大阪のデカい箱でイベントでもやるか。
東京のデカい箱でイベントでもやるか。
デカイ箱でワンマンとかもやりたい。
メジャーシーンに切り込んでいった戦友たちと、同じステージで戦いたい。
どの公演だってそうですが、ソールドアウト、させたいです。
パンパンのライブハウスで、やりたいに決まってる。
でも、俺たちは「売る」が全てじゃない。
一人でも多く、ライブに来てもらって
一人でも多く、拳を上げてくれて
一人でも多く、乾杯して
一人でも多く、またライブハウスに来てもらえるように
ライブハウスに来なくなった
ライブハウスに来れなくなった
ステージに立てなくなった、
ステージに戻りたい
そんな仲間達にも少しでも見えるように。
僕は、そう思ってバンドをやってます。
ソウルフードも活動を始めて3年。
田中がサポートしてくれて、もう1年半が経ちました。
ああ、書き出したら長くなっちゃいそうだから、書いちゃいます。
そんなに興味ない人はこの辺で終わっておいてね 笑
今回は「沈黙は金、雄弁は銀」というアルバムを制作しました。
曲作りが難産なソウルフードは、レコーディングの前日まで曲作りをしました。
製作期間を設けてレコーディングに突入するのが通例なんですが、
僕たちはライブばっかしてるから、そんな時間もなかなか作れなくて。
ほんとギリギリ中のギリギリに出来ました。何ならちょっと間に合ってない。
不安でした。
ライブで楽曲は育っていく。
それは僕らだけじゃなくて、見てくれる皆のおかげで成長していきます。
子供が両親以外にも、友達や先生の影響を受けるように。
今回はライブで出来なかった曲が多いから、大丈夫だろうかと思いました。
杞憂に過ぎました。
めちゃくちゃええCDが出来ました。
「7:38:55」「じゃあさ、どうする」「あげくの果て」
非常に良いCDです。
それを超えたCDです。ほんとに。
何が一番そう感じたかって、前田昭典の変化です。
放ツ願いをぶっ飛びやがって、2年待ちました。
ソウルフードで帰ってきて、3年経ちました。
不安はありました。
「また飛んじゃうんじゃないか」
「辞める、って言い出さないだろうか」
「僕らはあの頃を超えれるだろうか」
ずっと心に引っかかってました。
不安な夜もありました。
前任ドラムのたかしが辞めた時も、嫌なことしか、想像出来ませんでした。
今回のアルバムを聞いて下さい。
出来るなら歌詞カードと共に曲を聞いて下さい。
「7:38:55」は、
昔の自分に負けないように
「じゃあさ、どうする」は、
目の前の君に、今生きている自分を伝えるように
「あげくの果て」は、
情けない背中の君を、全力で殴るように
「誰かと自分との間にある曲」
を歌ってきた前田昭典が、
初めて、今の自分の歌を歌っている様な気がしました。
明日、僕らが見る景色が、今の僕達の最高地点。
そして明日以降が、新記録の連続で入れるように。
明日、昔の自分たちをぶっ殺します。
そして名実ともに、今の自分がかっこいい事を証明します。
ソウルフードやれてて良かったよ。やっとここまで来れたよ。
「放ツ願い」がいなくなったあの日、
そのライブ見届けた元FiLMAの藤川翔一が俺たちの前に歌います。
ふみが飛んでから、あいつの唄に支えられ、あいつの人間に支えられ。
ソウルフードになってから、藤川翔一だけは「まじで最高」と言い続けてくれました。
俺らのライブに「喝」を入れてくれるシンガーは藤川翔一しかいない。
僕の意見に、皆二つ返事でオッケーをしてくれました。
あの日の会場にいた人、どれだけいてくれるだろうなぁ。
もう会えなくなった人たちも、元気にしてるだろうか。
今夜スタッフと共に大阪から東京へ向かいます。
カメラマンはいつも僕らを撮ってくれる「えってぃ」
ローディーは「開花 to Roots」の「もってぃ」
照明は、僕の古巣スタークラブにいた、東京で照明で頑張っている「エンドウレイ」
「PRIMAL CURVE」を通して知り合った「あんちょび」にも手伝ってもらいます。
あとはあなた達が来てくれるだけ。信じてます。
ソウルフード、初東京ワンマン。
やります。よろしくね。
ps
勿論、最高の打ち上げもやるぜ。
夜の新宿で待ってます。