Q:上司に言われた仕事が要領よくこなせない

新しい仕事で上司から言われたことを
そのまま要領よくできません。



周りの同期は、同じことを言われるだけで
すっと理解し、それをうまくこなせているようですが…

私はその言葉を聞いても、
理解するのに時間がかかってしまいます。




そうやって、考えて
理解をしようとしているうちに
すでに仕事が終わりかけていることもあり
なかなかついていくのがやっとで
いつも劣等感を感じてしまいます。




新しいことを振られれば振られるほど
どんどん自分に自信がなくなってしまうのですが…



こんな私はどうすれば
要領よくやっていけるようになるのでしょうか?





A:「意味がわかってない自分」に気づくといい



まず、これは大前提なんやけど…

言葉っていうのは、
非常に曖昧なものやってことを
覚えておくとええんよね。






たとえば、とある人が
「この辛口カレー、そんなに辛くないよ」
なんて言っていたとしても…

それを別の人が食べてみたら
「めちゃくちゃ辛い!こんなの食べられない!」
って言っているかもしれない。


同じようなことが
仕事の現場でも起こりうるんよなぁ。






例えば、仕事で
「ちょっとだけ進めておいて」
って言われたとき。


「その、ちょっとってのは
一体何をどれぐらい進めるものなんだろう」
ってことがわかってなかったりする。


で、そもそもそれに追いつけてないってことは
その自分の現状を理解してないだけだったりするんよね。





一番初めにやってあげるのは
そんな自分に気づいてあげることなんやな。




『ああ、そうか、このちょっとってよくわかってないな』
『早めにやっといてって言われたけどどれぐらいの感覚かが見えてないな』




そこにまずは
気づいてあげればええんやな。





ほとんどの場合はそうなんやけど
気づいたあとに何をするかは
そんなに考えんでもわかってくる





「ちょっと上司に聞いてみるか」
「同僚のこの子もやるって言ってたし、
どんなふうにやるか聞いてみよう」





自分の外に手助けを求めるのも
自分の状態がわかればスムーズになってくる。





だから、いちばん大事なのは
その言葉の意味を理解することではない。





「この言葉を使うその本心は?
その奥底の感覚は何なのか?」

そういう意識で向き合うのが
実はいちばん重要なんやな。





言葉ってのは、人によって
本当に様々やからさ。

数式のように「1+1=2」みたいな、
決まったものではないんよね。





だからこそ、その言葉の裏側で
どういう感情、どういう意図が隠れているのか。





それを探し当てるような感覚で
話を聞いてみるとええんよな。






そうして相手の言葉を
その文字通りに受け取るのをやめて
「本当は何がほしいのか」
を読み取るように意識すれば
段々と「言葉に振り回される」ことは
少なくなってくるし…



自然と、相手とのコミュニケーションも
スムーズになってくるもんやからな。







追伸:感覚を探るってどんな感じかが
わからない人のために
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