Q:鈍感な自分をやめたいです!

私は、いろんな人から「鈍感だ!」と怒られてしまいます。
まわりの人がすぐに気づくことに自分が気づけないんです。

本当は気遣いができて
すぐに動ける方がいいのは
わかっているのですが…

周りと比べるとどうしても
気付くのが遅くて、
それが周りに迷惑を
かけることもあるんです。


どうすれば、こんな自分を
変えることができますか?





A:それを認めてあげたらええんちゃう?


たとえば、自分が鈍感で
なかなか気づけないこともあるよね。

俺も割とそっちの部類なんやけど🤣


いの一番の反応はできない。

けれど、何かをしてあげたい
そういう気持ちはある。


…という感じやな。




そんな自分が、例えば
電車でぼーっとして
ゆったりしていると…



ふと、他の人がしゃがみ込んで
調子悪そうにしている。

(あ、大丈夫かな…?
もしかして調子悪いのかな?)


(手を貸してあげたほうがいいかも。)
(でも自分なんかが声かけたら迷惑…?)

そうこうしているうちに、
別の誰かが声をかけてあげて
ケアし始める。

そんな時に、
(ああ、よかった!)
と安堵を感じる一方で
自分には、こう感じるわけよ。

(他の人は、すぐに声かけられてる。)
(自分はそれを見ているだけ。)
(ああ、なんてダメな自分なんだ…!)

そんなふうに、自分を
責めてしまうんよね。


《一番に動けない自分が悪い》
って思い込んでしもうとる。


でもな、それで
『別に、ええのよ』



代わりに気づいてくれる人がいる。
そして、それをホッと見られる自分がいる。


いの一番に声をかける人には
「いの一番に声をかける」役割があり、
見守る人には、「見守る」役割がある。

見守っていても、やっぱり危ないとなったら
その時には席を譲ってあげるでもいいし
一番に声をかけてあげた人と
一緒に声かけたりしてもええ。

大事なのは、自分が気づく
そのタイミングさえも
自分の役割だってこと。



一番に気づくなら、一番手の役割。

そして、一番に気づいた人に気づくなら、
二番手の役割がちゃんとあるんよ。


だから、
とっさに気づけないからって
別に悪いことでもなんでもなくて。


ただ、そういうもんなんだなあって
自分を認めてあげたらええんよね。




もし、
それが迷惑をかける
思わせるような
場所で働いているのであれば
それは自分の置き場所を
見直してあげても
ええのかもしれんなあ。



『自分と世界はそのままでいいとして。』



この言葉を一番のきっかけに
考えてみるのをお勧めするで。