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Terve! from Vierumäki

テルベ!フロム・ビエルマキ

さて、ヘルシンキ日帰り旅行から帰ってきたので投稿しようと思うのですが今回は三部作です。

それでは10月のヘルシンキ旅行その①


朝8:20のVierumaki→Lahtiのバスに乗るためにバス停に向かったのですが、時間を過ぎてもバスが来ない!


おかしいと思ったのでスケジュールを確認したら土日って書いてるじゃん!


「やっちまった~、仕方ないからお昼のバス(12:35まで次のバスが無いんです…)で行くか~…」と思ってたその時に

「タカアキ!」って呼ばれて「へ…?」って振り向いたら何と学長のティッカヤさん!

「ラハティまで行くの?」と聞かれ、「そうです」と言ったら「送ってくよ!」と言ってくれ送ってってもらう事に!!


緊張しながらも元IIHF(国際アイスホッケー連盟)アジアデベロップメント担当だったティッカヤさんなので色々と日本の話で盛り上がり、色々貴重な情報や意見も頂き、凄く充実した30分でした。(質問し過ぎて嫌われてないだろうか…w)


そのまま駅まで送ってもらい、無事に9:17の電車に乗り、10:19分にヘルシンキに着いてから真っ直ぐヘルシンキ大聖堂へ向かいました。

前回は中に入れなかったけど今回は入ってきました。中はどんなものかと楽しみに入ってみたら・・・

ん~、こんなもんですねw


それから表へ出て正面に行き一枚。




そしてそこから歩くとすぐ海で、ヘルシンキ港が見渡せます。

湖はいつも見てるのですが海は久しぶりだし、海外の海ってあまり経験が無いので(特にカナダの時なんか海も湖も無かったw)何か新鮮味が有ったのと同時に苫小牧の海が懐かしくなりました。
海を見たら必ず北海道を思い出す。何でだろうw



そしてもう一つの教会に向かってる途中に小っちゃい船がやって来ました。

この船がスオメンリンナという対ロシアの為に昔スウェーデンが作った要塞に行くのですが、暖かい日に行った方が賢明な気がするので来年の春までお預けにしました。


そしてウスペンスキ教会へ。

これもちょっと小っちゃいかな~と思いつつ中に入ってみると・・・・


おぉ~、そうそう、こういう教会が魅力的なんだよ~!!w
こういうのを見る時ってノートルダムでキリスト教の勉強させられて基礎知識はあるのでまぁ意味はあったのかな~って思えるw


そこからメインのショッピング街(恐らく)を通りながら駅の方へ。

ん~、路面電車がベストのタイミングで来てくれてナイスショット!



そして友達とTokyo 55というレストランで合流しました。

こういうお寿司のビュッフェだったのですが…

まぁ、どこも北海道には負けますよね。
でも、サーモンのお寿司はここで3件目なのにここは活きが悪く、友達に「これは不味いは」って言ってしまった位ビックリしたクオリティーでした。やっぱりどこもビュッフェは適当なのかな?



その後フィンランド国立博物館へ!ここはレストランに行く途中に通って友達に聞いて知ったのですが、フィンランドの歴史博物館、と言った方が早いですね。面白そうなので行ってみたのですが、

お勧めです!!!

とっても興味深かったのですがこれは次回に取っておきますw
とりあえず一枚だけw

はい、キツネです。


この後に念願の東京館にも行け、(これも後日でw)友達と一杯飲んで、6時にはヘルシンキを出てヘルシンキ日帰りの旅は終了しました。


歩きすぎて足がパンパンになり、帰りの電車の中では軽く酔ってたのでぐっすり寝てしまい、車掌さんから切符を買えずに無賃乗。。。いえ、なんでもないですw
まぁとりあえず楽しい一日を過ごせました。


という事で次回、フィンランド国立博物館です!お楽しみに~!


おまけ:


フィンランド国会議事堂



この街並みを見ると北欧に来てるんだな~って感じです。
皆さんは10000時間の法則って知ってますか?

1993年に、K. アンダース・エリクソンが、人は何かをマスターするまでに10000時間の反復練習が必要だ、いう結論に至った事から始まります。


それについて詳しく書いてある本が、マルコム・グラッドウェル筆の「天才! 成功する人々の法則」で、

「一万時間より短い時間で、真に世界的なレベルに達した例を見つけた調査はない。まるで脳がそれだけの時間を必要としているかのようだ。」(天才! 成功する人々の法則/マルコム・グラッドウェル, 勝間 和代)


「音楽学校でバイオリンを学んでいる生徒を、ソリストになりそうなグループ、プロオケでやっていけそうなグループ、そしてプロオケは無理でも音楽の先生になりそうな3グループにわけて練習量を比較。ソリストになりそうなグループは計10000時間ほどで、練習量が他のグループよりも飛躍的に高い。」(天才! 成功する人々の法則/マルコム・グラッドウェル, 勝間 和代)

等10000時間の練習時間の必要性について言及しています。


上のバイオリンの話はエリクソンがベルリンエリート音楽アカデミーの生徒を対象に行った研究で、5歳から学校に行き始めたまでは全員同じなのですが、8歳になってから上手な子とそうでない子の自己練習量が大幅に変わってきました。
そのトップの子供達は9歳になると一週間に6時間、12歳では週8時間、14歳では週16時間、そして20歳以降は週30時間も練習に費やしたそうです。

平均的な自己練習量は上手な子供達が週24時間だったのに対し下のレベルの子供達は週平均9時間でした。


下のグラフで見たらはっきりと分かると思います。

$Terve! from Vierumäki-10000hrs引用元

緑の線がベストの人(ソリスト)が練習に費やした合計時間、黄色が普通レベルのバイオリニスト(オーケストラで演奏してる人)、茶色がバイオリニストになれず音楽の先生になった人達の練習合計時間です。



緑の線は10000時間に到達してるのに対し、黄色の線は8000時間程、茶色は5000時間弱と言ったところでしょうか。

この様にある事柄の反復練習を10000時間行うと一流になれる、という例はバイオリンに限らずWindowsの生みの親ビル・ゲイツも
「中学2年生の時に初めてコンピューターに触れて以来、大学を中退するまで日夜8時間以上プログラムの開発にのめり込んでいました。」(天才! 成功する人々の法則/マルコム・グラッドウェル, 勝間 和代)

とか

あのビートルズがハンブルグのストリップクラブで下積みしてた頃を振り返り、
「ハンブルクでは、1日8時間もステージに立たなくちゃならなかったから、新しいやり方を見つける必要があった。
演奏もうまくなり、自信もついた。一晩中、演奏してたんだから、嫌でもそうなるだろう。客が外国人なのもよかった。観客にわかってもらおうとますます必死に、全身全霊で努力した。」

等スポーツに限らず色々な分野で練習時間がパフォーマンスに反映されているのは間違いありません(まぁ普通に当たり前の事なのですがw)



その一方で、
「エリクソンの10000時間の練習量というのは目安なだけであって、その時の個人の集中力、練習効率、事前知識等によっては10000時間分練習しなくてもプロにはなれるし、それは個人により変わってくる。」

「この研究は研究対象者が20歳になった時の練習合計時間を表しているだけだ。さらにはスタート地点でのレベルだって考慮されていない」

という批判もあります。



先ほども言いましたが練習をすれば上手くなる=当たり前です。しかし、どの位の量を練習すればいいのかという目安として考えておくには良い材料になるはずですので理論の一つとして覚えておいて下さい。


何故かと言うとこれを基にEarly/Late Specializationに繋がるからです。その記事はまた今度。
さて、今日はコーチング理論についてです。


世の中色々なコーチが居ますが、その中でも主に3種類に分ける事ができます。

1 Behaviorism (行動主義)
2 Constructivism (構成主義)
3 Experientialism (経験主義)

この方法に限らず他にも色々な分け方はあるのですがこの3つに大体似ています。


教え方の主体がコーチの意見対プレイヤーの意見と考えると下の様なグラフになります。

$Terve! from Vierumäki

Behaviorismはコーチの意見がメイン。Constructivismはコーチとプレイヤーの意見が平等、そしてExperientialismはプレイヤーの意見がメインです。



先ずBehaviorismから説明して行きます。


上で行動主義と訳しましたが、徹底的行動主義という訳の方が当たってる気がします。
一番分かりやすい例えが昔ながらのコーチがよく怒鳴っていたり「俺がこうと言ったらこうなんだ!」っていう教え方を見た事は誰もがあるはずです。


例えば、子供がスティックを間違って持ってプレーしていたとします。
そこでコーチはすかさずそこはこう持つんだ!と教えて直します。それがbehaviorismです。


決してこれが悪いという訳ではありません。コーチが怒っているのではなくて叱っている限り効果的な時もあります。

それに怒鳴っている事自体がBehaviorismな訳では無く、「こうしなければダメ」、「こういう風にするんだよ」という風に徹底させる行為がBehaviorismなのです。
なのでスケーティングやハンドリング、シューティング等ある程度フォームが決まってる事柄を正しく子供達に教える場合はとても有効だと思います。ベーシックを習得してから自分のスタイルに発展してからでも遅くないですから。



そしてConstructivism。


構成主義と訳されていますが、文字だけでは少し分かりづらいと思います。プレイヤー主導の教え方と言ったら分かりやすいでしょうか。

スティックの持ち方で言うとコーチが「その持ち方だったらプレーしずらくないかい?」と提言や手本を見せる、これがConstructivismです。


重要なのは子供達に考えさせる所です。プレイヤー同士で話合ったり、今度はこうしてみたら上手く行くかな?、という向上心&思考力を付けさせる必要があります。少し様子を見てから「シュートが狙った所に行かないのはどうしてだと思う?」と考えさせたり、その後に「スティックの先が違う方向に向いてるからだよ」と答えを教えるのもありです。




最後にExperientialism。


経験主義と書いてある通り、全くコーチング無しにプレイヤー自身が経験を基に技術を磨く、あるいはその経験を基にアドバイスを聞いてきたりした時に当てはまります。
プレイヤーが変なスティックの持ち方をしてて、それを外リンクで練習している内にもっとプレーしやすい方法を自分で見つけた場合はこれに当たります。

他にも後でコーチが「これがこうなってるのには気付いた?」や「それがどうしてそうなったんだと思う?」と問いかける場合もExperientialismに入ります。


ConstructivismとExperientialismの違いは、コーチがプレイやーにアプローチする事に対し、Experientialismはプレイヤー自身が練習を行い、その経験を基にアドバイスをする所です。



かなり簡素な説明でしたが上記の3つがコーチングの3原則です。
どれが良いどれが悪いという決まりは無いのでそれぞれの理論を考えながら

$Terve! from Vierumäki


上の図の練習→評価→修正をその時の状況やプレイヤーによって変えていく必要が出てきます。

各プレイヤーの反応も違いますので良いコーチは意識しながらなのか自然となのかは別として、適切に切り替えたり、たまには叱ってから自分達で考えさせたりと実際上手く使い分けています。

そのタイミングを上手く見極めれて適切な理論を使える様になる事が必要ですね。