『寡黙の人 ―父・宮崎繁三郎のこと―』(増沢道子。甲陽書房)の読書メモ | キジバトのさえずり(鳩に執着する男の語り)

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・宮崎繁三郎中将は、明治二十四年の大みそかから明治二十五年の元日に生まれている。しかし、年末年始は役所が休みで、明けて四日に届け出が出されたため、明治二十五年一月四日が宮崎中将の生年月日になった。

・一般的に宮崎中将の名字は「宮崎」で通っているが、古い戸籍や軍籍では「宮嵜」で登録されている。戦後、宮崎中将が平易な「宮崎」を使うようになってから「宮嵜」の表記が廃れたのだという。