カラーベストの塗装例
塗装は何よりも大事なのが下地処理。
高圧洗浄で汚れや旧塗膜を根こそぎ取っていきます。
エンジン駆動の高圧洗浄機で、150k/㎠というすごい水圧で綺麗に洗浄すると、
こんな状態になります。
カラーベストの塗装では板金部分の釘が無くなっていたり、飛び出ていたりと、
強風で飛んでいくと危ないので、傷んでいるところは釘を新しくしていきます。
金属と下塗りがよくひっつくように【ケレン・目粗し】という傷つけ作業をします。
隙間などは塗装がよくひっつくコーキング材で処理します。
エポキシのさび止め材塗布です。さび止め材にも種類があって、今はエポキシの材料が主流です。
ようやく塗装の開始です。
シーラーという接着剤を丁寧に塗っていきます。
この現場の場合、傷みが激しくシーラーを屋根材が全て吸ってしまったので
2回目を塗っていきます。 下塗りは上塗りが塗れるようにする為の大事な一工程です。
シーラー2回目塗布完了です。濡れたような状態まですることがポイントです。
あとは上塗りを2回塗ります。
上塗り1回目塗布完了。
上塗り2回目塗布完了。仕上がりです。
軒先も丁寧に仕上げていきます。
「前は足場なしで施工したよ」とビックリするぐらいよく聞きますが、
足場なくしてしっかりと塗装することはまず、できませんよね。