小唄 千代の会さんと合同の参加で、千代の会さんのお稽古場のある薬院を13時に出発。ここからは基本的にずっと歩きながら三味線を弾きっぱなしです。歩きながらの演奏は撥が当たらなかったり、棹が揺れるため指が糸に触れて開放弦の演奏がなかなか難しいです。お祭りなので音色はご容赦ください・・・
川端商店街に到着したら、あらかじめ訪問のお約束をしているお店の店先にて、商売繁盛を願う口上述べ、「博多どんたく」と「祝いめでた」を披露。祝いめでたは踊りも披露します。2番の歌詞の「こちの座敷は~」のところをお店の名前に変えて唄いました。マイクがないので、精一杯の大声で唄いました。
中山茶舗さん前にて
その後、お店からご祝儀をいただき、お酒・お茶・お菓子などをふるまっていただきます。お茶屋さんでいただくお茶はさすがに美味しかったです。
お菓子の通りもんで有名な明月堂さん前
辛子明太子で有名なふくやさん前
通りもんの最中に、写真を一緒に撮ってくださいと外国人や日本人の観光客の方に声をかけられることも多く、私たちと写真を撮るだけでこんなに喜んでいただけてこちらも嬉しくなります。三味線の演奏を間近で見る機会は少ないので、商店街の通行人の方も興味深々の様子。お店の反応はそれぞれで、飛び込みで訪問(ご祝儀はなしで)をお願いしたら快く受けてくだるお店があるかと思うと、少しでも減らしたいのにと迷惑がられるお店もあります。お店それぞれに事情はあるのでしょうが、どんたくは市民のお祭りですから、芸で博多の街を盛り上げる古き良き伝統をこれからも守って行きたいと思いました。