ゴールデンウィークいかがお過ごしですか?私は昨日、千代の会さんと佐恵の会合同の総勢10名で博多どんたく「通りもん」に参加しました。12時半ごろ薬院を出発して16時半まで、15分程の休憩以外はほとんど三味線を歩きながら弾き唄いして練り歩きました。例年ゴールデンウィークは旅行に行っていることが多く、久しぶりにどんたく中の博多の街の賑わいも体験しました。天神から中洲にかけてはかなりの人出で何度か迂回したくらいです。初めての「通りもん」は疲れましたが、とても楽しかったです。外国人の観光客の方や旅行者の方から写真をせがまれることが度々ありました。「松ばやし」や「ぽんちかわい」を三味線で演奏しながら上川端商店街を練り歩く姿は私のイメージしている博多どんたくそのもの。動画をかなり撮られたので、どなたかのSNSでアップされてるかもしれません。

 

1番目の訪問先の料亭の前で記念撮影。全員が映っている唯一の写真

 

出発時の写真

 

明太子屋さんの前で。お忙しいのに、訪問先では社長さんや会長さんや相談役の方まで出てこられて歓待してくださいます。演奏が終わるとお酒やビールやお菓子などを振舞っていただきました。

 
全体の3分の2が済んだ頃、川沿いで一度休憩しました。訪問先よりいただいた飲み物やお菓子でカートが一杯の状態。125ml入りの冷えた缶ビールがサッと飲めてちょうど良かったです!
 
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上川端商店街の仏壇店さんの前で「深川節」を踊っているところ。

「祝うたぁ~!」から始まり、「博多松ばやし」「ぽんちかわい」「深川節」の3曲を披露。深川節は寿穂千代さんとそのお弟子さんと息子の3人で踊ります。息子は当日朝10分ほど深川節の振りを教えてもらっただけでぶっつけ本番。踊りの経験ゼロなので隣の振りを見ながら踊っています・・・度胸だけはあります。

演奏後「祝うたぁ~!」で訪問先を後にします。コロナ禍からやっと抜け出せ商売繁盛祈願です。

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今回は大学生の息子も参加。三味線経験は10回ほど触った程度ですが、松ばやしも何とか覚えました。歩きながらだと三味線初心者は糸に撥が当たらなかったそうです。私は撥が糸に当たらないことはありませんでしたが、歩きながら演奏するため棹が前後に揺れて指に糸が触れてしまうので、ここを何とか改善したいと思いました。どんたくは参加することに意義がありますので、多少の失敗は大丈夫。1列になって演奏するので前後で音がずれていることも多々あります。しゃもじ隊がもっといたら音のずれは改善するかもしれませんね。音色は求められませんが、音量は必要なので、力まかせに弾いていると最後は手がしびれて撥を握っている感覚がなくなりました。ずっと唄いつづけていたので、今日は声もかすれ気味です。

 

衣装ですが、男性は着物の下に浴衣を着ています。赤パッチを履き、後ろの裾を帯に挟んでいます。頭には手ぬぐい。

女性は赤襦袢で、肌抜きします。着物は短く着て、裾から赤襦袢が見えるように着ます。頭には手ぬぐいをピンで止めて付けます。合同の会なので揃いの衣装はなく、皆自由にしました。ほとんど、単衣の着物で参加。私のは洗える夏着物(絽目でない薄物)。昨日は最高気温は25℃だったので夏物でちょうど良かったです。

 

 

 

とにかく歩いている間はずっと弾き続けていました

 

背中に挿している預かり笹をお稽古場に飾りました。訪問先にも差し上げています。