マグニフィセント・セブン
第136回カズデミー賞ノミネート⑥2016年/アメリカ/ドラマ/西部劇/2:12/U-NEXTノミネート作品賞監督賞/アントワーン・フークア主演男優賞/デンゼル・ワシントン主演女優賞/ヘイリー・ベネット助演男優賞/クリス・プラット撮影賞美術賞視覚効果賞レビュー本作は「荒野の七人」のリメイクと言うことですから、そのまた原作の「七人の侍」から数えると62年も経ってるわけで、優れたストーリーは年月を経ても色褪せないことを証明しているようです。悪の主役はバーソロミューでピーター・サースガードが好演しています。このバーソロミューですが、金鉱を手に入れるためなら手段を選ばず横暴の限りを尽くします。夫をバーソロミューに殺害されたエマ(私の大好きなヘイリー・ベネット)は、チザム(デンゼル・ワシントン扮)に復讐を依頼します。チザムは早速腕扱きの助っ人をスカウトします。ひとり、またひとりと集まってくるシーンに胸が躍りました。やがてバーソロミューとの息詰まる戦いが始まりました。多勢に無勢のチザムたちですので、次々に銃弾に倒れて行きました。そして、いよいよバーソロミューとの一騎打ちを迎えました。チザム絶体絶命のピンチを迎えたそのとき…幾多のアクション映画で腕を磨いたアントワーン・フークアの演出が冴えてます。クリス・プラットも久しぶりに恐竜(ジュラシックワールド)から解放され、人間相手の闘いが気持ちよさそうでした。ラストに流れた「荒野の七人」のテーマソングは、私のようなオールドファンを欣喜雀躍させてくれました。採点4.0点(4.0以上…名作)エンターテイメントとしての映画はこうでなくっちゃね