【独断】総選挙と言う名の営業成績発表会 | ”なめこじ物語”研究生総合応援ブログ

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ふと気が付けば、投票締め切りまであと約1週間。
キャラアニ到着から速報発表、メンバーたちの異様にピリピリした空気感のモバメやgoogle+、そして写メ会や岩手のあの事件など色々ありあっという間と言うだったという印象を持たれている方は多いのではないだろうか。

かく言う自分も、あの事件の影響による公演や握手会中止(延期)などの知らせに多少の動揺も示しつつも、リアルの生活が最近やたらと忙しく、それをしっかり考えて受け止めるほどの余裕も無かった。
いや、むしろAKBグループの動きが一斉に止まったことにより今まで”彼女たちのために何としても追いかけなければいけない”というファンとしての義務感のような圧迫された感情から幾分解放されたような感情へと導いてくれた。

趣味であるAKBにそのように追い詰められた切迫した感情を抱くのもおかしな話だが、このブログが多くの読者からご覧になられている以上、それに応えたいという感情の方が上回っているからだ。
現場のファンはもちろんながら、現場に行くことの出来ないファンに対して、握手会や公演のレポを通してメンバーのことや楽しみ方を知っていただき、少しでもファンを増やしたいという単純なスタンスは3年以上ブログを書いていて変わらない。

さて、私情はここまでとして総選挙の話題に移りたい。
総選挙に関しては賛否両論あるだが、自分から言わせれば楽しんだもの勝ち。誰がどんな結果になろうと、それを分析し、ランクインした理由や背景、またランクインできなかったメンバーは何が悪かったのか、それを改めて考える機会にもなる。

もっとも、推しているメンバーがランクイン、または上位に食い込みを見せてくれれば楽しみや感動は倍増するのだが、このブログの読者の方は比較的圏外の可能性の高いメンバー、もしくはぎりぎりランクインのメンバーを応援している方が多い気がするので、票の流れがどうなっているのか気になるところだ。

集金イベントと批判され、一人何票でも投票できる偏った選挙に何の意味があるのか?と思う方もおられるかと思いますが、”メンバーの営業成績発表会”という言い換えをするとイメージはがらりと変わる。

お祭りと言われるこの総選挙の本当の意味がこれなのかもしれない。

メンバー皆それぞれ、夢と言うものを追いかけこのAKBに入ってくる。女優や歌手、モデルにマルチタレントやファッションデザイナーまで多種多様な夢だが、どの世界にも弱肉強食の競争というものが存在する。テレビや雑誌で度々目にするような人も多くの場合その世界(モデルならモデル)での上位の一握りの人間だけ。

上位の人間は必死でその世界で努力して成果を上げ、登りつめた者も少なくないが、運やタイミング、コネや人脈・地位などで一気に登りつめる場合もあり、必ずしも努力と正比例して成果は結びつかない。むしろ、人脈などもある種の努力として捉えてもいいだろう。

アイドルの総選挙と、社会で勝ち残るったり政治家の選挙の例えを比較して語るのも無茶があるのかもしれないが、AKB総選挙に於いては普通選挙と違い1人当たりの票数に制限がないため、前途の人脈(応援する支持基盤)と運(俗に言う財閥ヲタの獲得や何かしら注目を浴びるような事象)が特に重要な要素を占めていると言っても過言ではないだろう。それは無名であればある程影響しやすい。

ただ、支持基盤を強くすることもメンバー側からすれば並大抵のことではない。握手会など現場ヲタに対してのアピールだけでなく、google+や手紙でしか交信しない在宅ヲタに対してもどれだけ自身に夢中にさせるかが問われる。

速報の順位なんて当てにならないかもしれないが、意外なメンバーが名を連ね、運営に推されているはずのメンバーが低順位または圏外であったのも実に興味深い。AKBの世界で上位を取る術自体は実社会では何の役にも立たないかもしれないが、それに至るまでのプロセス、姿勢や知恵などは大いに今後の人生での糧になるに違いない。

あと1週間に迫った開票日に、何故どのようにしてこの順位にランクインすることが出来たのかを解析するのを心待ちにしたいと思う。


ではでは←