駒沢で東京メッツの試合があるという。
東京メッツといえば、旧MVPのメンバーが作った野球チームとしてあまりにも有名。応援はかつてのロッテの風景が色濃く残っているという。
彼らのこれまでの経緯については賛否両論あるところだけど、そんなことよりも僕はあの熱のあった応援風景をもう一度見てみたい。
始発の新幹線に乗り込み、東京に向かったのでした。
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鳴海を5:42の電車に乗り、新横浜7:55着。
東急線を乗継ぎ、駒沢大学駅8:38着。
玉川通りの喧騒から離れ、オリンピック公園に入ると都内とは思えないのんびりした雰囲気。
その中に忽然と内野スタンドが現れる。
選手関係者以外の入場はご遠慮ください的な看板があったけど、メッツのホームページには入場無料との案内があったので、まぁ誰が入っても大丈夫なんだろうと。中へ。
▽球場全景
両翼91、中堅120
照明塔がシブすぎる
スタンドはメインスタンドの他に、
ベンチサイドシートが５段ほど。
メッツの応援団はこのベンチサイドシートの三塁側で応援を展開していた。
応援団の方に声をかけたら、応援歌の歌詞カード付きの選手名鑑をもらった。
ほんで缶バッチもいただいた(泣)
こちらは来場記念のだそう。うれしい(泣)
歌詞カード、よう見たら愛甲大樹(愛甲猛さんの息子さん)の応援歌がお父さんの応援歌流用で吹き荒れた(泣)
楽しそう(泣)
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東京都クラブ野球リーグ予選
▽スタメン
【東京メッツ】【ゴールドジム】
(一)高橋 (中)天久
(捕)乗松 (遊)外山
(右)藤田 (右)高田
(左)圖司 (左)広沢
(指)児玉 (三)津島
(二)有賀 (一)庄司
(中)山賀 (二)本田
(三)東條 (捕)ヤマキ
(遊)中野 (指)手塚
(投)深瀬 (投)一重
PLコジマ/塁審橋本
∇試合
東京メッツ３-５ゴールドジム(駒沢9:27 2時間28分)
メ ０００ ２０１ ０００=３
ゴ ００１ ０３１ ００Ｘ=５
ゴ)一重6ｰ西垣1ｰ中島1
メ)深瀬4ｰ中島0ｰ稲名2-大塚ｰ大塚1ｰ叶1
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ゴールドジムは３裏、津島の犠飛で先制に成功。メッツ０ｰ１ゴールドジム。
東京メッツは４表、無死１・３塁から有賀のスクイズで同点に追い付くと、東條のタイムリーで逆転に成功します。メッツ２ｰ１ゴールドジム。
なおも引き離したいメッツでしたが、５裏から登板した中島が誤算。
制球が定まらず、押し出しの四球などで３点を奪われ逆転を許してしまいます。メッツ２ｰ４ゴールドジム。
メッツは６表に山賀のタイムリーで１点差に追い付きますが、
６裏にはゴールドジム・広沢のタイムリーが飛び出しメッツ３ｰ５ゴールドジム。
ゴールドジムはこのリードを西垣ｰ中島のリレーで守り切り勝利しました。
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試合後、球場を出ようとしたら、応援団の方に
「ご来場ありがとうございました。また来てくださいね」
と声をかけられたのが印象に残りました。
ロッテを出ていった経緯が経緯なだけに、MVPの人たちって「ちょっと怖いんじゃないか」って思ってたんですが、実際に球場で会ってみると拍子抜けするほどみんな丁寧な方でした。
そんで何より応援が楽しかった。
選曲が秀逸で、中毒性が高いのはあの頃のまんま。藤田健広の応援歌「モンロー・ウォーク」が今でも頭の中をぐるぐる回っています。
やっぱり応援って楽しい。
そのことを改めて実感させてくれました。
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午後からは横浜スタジアムへ。
こちらが今回の関東遠征の本来の目的。
先発は我が高校の同志・久保康友。
そのピッチングをビジター席から見守るという苦行のようなイベ(泣)
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∇今日のスタメン
【オリックス】【DeNA】
(中)駿太 (中)桑原
(二)小島 (右)梶谷
(一)マレーロ (一)ロペス
(右)ロメロ (左)筒香
(三)中島 (三)宮崎
(左)Ｔ岡田 (捕)戸柱
(遊)大城 (二)田中浩
(捕)山崎 (投)久保
(投)松葉 (遊)倉本
PL小林/1B深谷/2B丹波/3B山路(記:新)
∇試合
DeNA14-５オリックス(横浜14:00 3時間32分 観衆28930)
オ ０００ ２０１ ２００=５
デ ００１ ００５ ７１０=14
デ)○久保6ｰ田中0.1ｰ加賀0.2ｰ砂田1ｰ平田1
オ)⚫️松葉5.1ｰ吉田一0.2ｰ近藤0.1ｰ佐藤達0.2ｰ金田1
本塁打)
デ)桑原 ４号 ソロ(３裏 松葉)
戸柱 ４号 満塁(６裏 吉田一)
桑原 ５号 ソロ(７裏 近藤)
白根 １号 ソロ(７裏 佐藤達)
オ)マレーロ２号ソロ (４表 久保)
Ｔ岡田 16号ソロ (６表 久保)
モレル １号２ラン(７表 田中)
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空中戦。
DeNAは３裏、桑原の４号ソロで先制しますが、
オリックスは４表、マレーロの２号ソロと大城のタイムリーで逆転に成功します。De１ｰ２オ。
オリックスは６表にもＴ岡田のソロで追加点を挙げ、 De１ｰ３オと引き離しにかかりますが、
６裏、DeNAはロペスの犠牲フライのあと、戸柱の満塁ホームランが飛び出し、逆転に成功します。
がっくりうなだれるＴ岡田の姿が印象的。De６ｰ３オ。
オリックスも７表にモレルの今季初ホームランとなる２ランが飛び出し、De６ｰ５オ の１点差に追い付きますが、
７裏、DeNAは白根のプロ初ホームランを含む一挙７得点を挙げ、試合を決めました。
久保康友が今季２勝目。
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ヒーローインタビューで気丈に応える白根。
「プロ野球選手としてようやく第一歩を踏み出すことが出来ました。これからもっと必要とされる選手になれるよう頑張っていきます」とコメント。
ホークス時代何度もナゴヤ球場で見た選手だけにこちらまでもらい泣きしそうになった。ホントよかったなぁ。
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今回なんでわざわざビジター側で見たかというとこの方のリードを見てみたかったから。
実は今まで一度も生で見たことがなかったのです。
９表開始前の
「みんなー！奇跡の大逆転を信じているかー！！」
の口上はカッコ良すぎた(泣)
ヒットが二本続くと
「アウトにならなければいつまでも攻撃できるのです！！」
と笑いを誘う。
点差がついたにも関わらず、大勢のオリックスファンが残っていたのも彼がいればこそなんじゃないかと。
負け展開でも彼が何を言うか、何を言って笑わせてくれるか。みんなそれを期待してる雰囲気がありました。
今日の一試合で全てを見た気になっちゃいけないけど、応援団の存在理由の片鱗を垣間見たような。
朝早くから二試合見てちょっと大変だったけど、二つの応援団に触れて有意義な一日となりました。
明日は茂原のイースタン見に行ってきます。ありがとうございました。