花粉症の方には
悩ましい季節になりました。
世の中には、抗アレルギー作用の飲み薬、
点眼薬、点鼻薬、甜茶、舌下免疫療法など、
様々なものがあります。
花粉症対策グッズも多く流通し、
毎年この季節になると、
色々なものを試している方も
少なくないように感じられます。
漢方薬では花粉症に対するものとして、
小青竜湯(しょうせいりゅうとう)が有名ですが、
花粉症ならどんな症状でも
効果があるのかと問われたら、
私の考えとしては「NO」です。
では、
小青竜湯はどのような症状の場合にオススメなのかを
お伝えしたいと思います。
そもそも花粉症の症状は、
大きく3つのタイプに分けられます。
①水様の鼻水タイプ
②粘り気のある鼻水タイプ
③上記2つの混合タイプ
の3つです。
①の場合、鼻水は水っぽいので、
頻繁に鼻水が垂れてきて、
鼻水の色は透明のことが多いです。
このような場合は、
ファーストチョイスとして、
小青竜湯を服用いただくと良いと思います。
漢方薬には「陽」の性質のものと
「陰」の性質のものがあり、
小青竜湯は「陽」の性質のものになります。
小青竜湯を服用しても
効果がイマイチ感じられない場合や、
もともとの体質的に冷え症が強い場合は、
「陽」の性質の強い漢方薬に切り替える、
或いは併用することをオススメする場合が多いです。
水様の鼻水だけでなく、
目の痒みや目の熱感を伴う場合には、
体の上部の炎症を鎮める漢方薬の併用を
オススメすることが多いです。
一方、②のタイプの場合、
鼻水は粘り気があるので、
垂れてくることは少ないです。
「常に鼻に鼻水が溜まっている」と
表現なさる方が多く、
鼻水は白色~黄色、
場合によっては緑色になることもあります。
鼻づまりを起こしやすく、
蓄膿症(副鼻腔炎)を併発することもあるので
気をつけたいところです。
このような場合は、
ファーストチョイスとして、
辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)を
オススメすることが多いです。
③のタイプの場合は、
漢方の専門店にご相談いただくと良いと思います。
2月~3月上旬は、
①のタイプに近い症状であるが、
暖かい気候に変わっていくにつれて
②のタイプに近い症状に変化していくことも
少なくありません。
従って、春先は小青竜湯が効いていたのに
3月末から4月頃になったら
小青竜湯が効かなくなってきた…
ということもあります。
人は季節の変化に影響を受けるものであり、
花粉症の症状も然り。
また、
同じような症状の方がいたとしても
それぞれの方の体質は異なることが多いので、
漢方薬でしっかりと花粉症対策をしていきたい場合は、
専門店でご相談なさると良いと思います。
補足として、
花粉症の方の食習慣として、
冬でもアイスや冷たい物を口にする傾向が多いです。
こうした嗜好品は
花粉症の症状を悪化させるように感じます。
実際に、
花粉症の方にアイスや冷たい物をお控えいただくと
症状が緩和されることが少なくありません。
心当たりのある方は、
お試いただければと思います。
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