すっかり、ご無沙汰してしまいました。


体調は戻りつつ、短時間ですが、川に出かけています。

今日は、最近いいなと思った渓流釣り道具。靴の話。Foxfire の渓流釣りシューズ。

最近、このシューズを使い始めて、渓流釣りを楽しもう!という気持ちで、こまめに出動回数が増えています。


渓を遡上しながら、ポイントを探る渓流釣りは、沢歩きのテイストがあり、できるだけ登山の道具を流用している。今のような時期は、濡れること前提で、下半身は、沢登りのスパッツ姿にゲーター&沢靴、使わなくなった登山のザック。

無駄遣いかな、と思いつつ、思うところあって、渓流釣り用のシューズを使ってみた。ずいぶんズングリして、不恰好。

だが、これが良い!ひたすら上を目指し歩き、登る沢登りに比べて、渓流釣りは、石がゴロゴロした流れで渡渉もするが、渓のなかでポイントにルアーを投げるため、立ち止まっている時間も長い。

人によるかもしれないが、片手に竿を持って、ゴルジュを泳いだり、ちょっとした滝を登るより、高巻けば良いので、細身でフィットするクライミング要素よりも、流れの中で幅広で安定感があった方が、ルアーのキャスティングに集中できる気がして、気が楽になる。


青色のシューズが、沢登りに使うキャラバンKR_3XR ラバーソール。茶色が、Foxfire ストーンクリーパーFウェーディングシューズ(フェルトソール)。両方とも、3mmのウェットスーツ生地のソックスを使う26cm 。使い方のコンセプトが違うので、幅やつま先の絞り方がまったく違う。




今後(次シーズンかな)、タープとハンモックを背負って、気ままに山を登り、渓に入って釣り上がるときは、ラバーソールの沢登りシューズを使おうかと思う。



今まであまり視野になかったのだけど、日本ブランドのFoxfire。日本の渓流や釣りに合わせたラインナップがよい。Foxfireの夏用シャツは、アース製薬とテイジンが開発した、虫除けとUVカット素材とのこと。セールになっていたロングTを買って試したら、サラサラした肌触りと通気性も合わせて、良かった。


東京の直営店で店員さんと話をしたら、登山でもっと沢山の人たちに使って欲しい、とのことだった。確かにアウトドアマーケットとしては、そうかもしれない。


そういえば、大好きなスウェーデンのFjallraven(フェールラーベン)というブランドがある。看板のG1000という綿・ポリ混紡の素材は、スウェーデンの北極圏の自然や森でのアクティビティにとても合う。正直、日本では山岳よりも、里に近い自然で着た方が心地よい。

日本のアルプスにもフィットする、スイスやフランスの高山向けの道具とはまた違う、その国ならではの身近な自然や気候に合う道具メーカーというのがあるんだな、と今、思う。

Foxfireは、日本唯一のネイチャー系ブランドとして、登山を狙わなくていいんじゃないかな。


自分は、釣りやライフスタイルに心地よく着させてもらいます。