あまりクーラーは好きではなくて例年はほとんど扇風機で過ごすのだか、今年ははやばや6月にはエアコンを使いたい暑さとなった。

ところが、エアコンの電源は入るが冷風がでない。もうこのエアコンは寿命かとあきらめ、すぐに新しいエアコンを発注したのだった。新しいエアコンが届いて取り付け、スタートボタンを押しても冷風がこない。業者が調べたところ、分電盤のエアコンのスイッチ200Vのはずが100Vになっていた。業者が200Vに改めたところ正常に作動した。

今年の4月に分電盤を交換した際のミスだった。

ということは、古いエアコンも動くはずがなく、分電盤工事ミスがなければ新しいエアコンにする必要もなかったわけだ。
すぐに分電盤の会社にクレームのメールを送った。会社から工事を担当したのは誰だとの電話があった。それから、ほどなく分電盤工事の担当者から謝罪の電話があった。

分電盤のスイッチのミスがなければ、古いエアコンを廃棄して新しいエアコンを買わなくてもすんだ話なので、当方の無駄な出費についての誠実な対応を望む旨を再び会社あてにメールした。

2~3日待ってもなんの返事も無く、損害賠償について富士見市の無料法律相談をうけた。


まともな会社なら、こんな明白な単純ミスについて、すぐに菓子折りのひとつでも持参してお詫びに来るものだと思うが、この会社はきっと工事担当の個人的な責任にしてバックレるような怪しい会社のようなニオイがした。


人間なんだから、ミスや失敗はあります。こんな凡ミスは工事担当一同の教訓として全員に周知させ、今後のより正確な工事を目指させるというのが健全な会社のあり方だろうが、担当者個人のミスとして責任を負わせるような匂いがした。

1週間してもなしのつぶてなので、損害賠償の根拠と損害賠償金を指定の口座に期日まで振り込めという内容証明を送った。

今日、分電盤工事の担当者の名前で損害賠償金の振り込みを確認した。


その工事担当者である若者に電話して、あなた個人の賠償になるのはおかしいことで、もし会社が負担しないのなら労働基準局、厚生省の法律相談もあると弁護士から聞いていると話した。

彼は賠償金は立て替えて、あとで会社から払ってもらえると言っていたが、どうなのだろう?一抹の不安はあるものの、彼に暑い夏、体に気をつけて頑張ってと、受話器を置いた。


そもそも、寒い時期に浴室のスイッチがつかない緊急の事態でネットで調べた業者、分電盤交換となったのだか、分電盤交換は高価な工事で他の業者にも見積りをだしてもらったとはいえ、地元の電気屋さんに来てもらえばよかったというのが本件の結論であります。