その時は、突然訪れました。






「そういえばさ、今月末、姫、予定がいっぱいやわ~!


ばあちゃんとこに行ったり、ああちゃん(私の母)のとこ行ったり、


最後はユニバに行くしな~(-^□^-)」



「でも、ユニバは病院に行って、ちゃんと先生と話ができたらやろ!?


出来たら行こうって約束やからな(o^-')b (詳しくはこちら )」



「行きたくなくなってきた・・・」







「お母さん、中2になったら病院にちゃんと行くから、


そのかわり、学校にいかなくてもいい?」



「それは無理!


義務教育を行かなくて良くする方法なんて一つもないよ。


何を持ってきたって、そんな約束は出来ないから。


支援教室に来てる友達だって、


誰一人、学校に”行かなくてもいい”なんて思ってないよ。


みんな行けるように努力してるんやから。」







じっと、黙って聞いている姫。


いつもなら怒って話をさえぎるところですが、


今日はじっと黙っています。もう少し詰めて話せるかも・・・そう思ったのです。







「姫、姫が学校に戻ったら、もっと楽にテストの点数だって上げられるよ。


だって、姫はやったら出来るやろ!?


ふく教科だって、授業を受けてたらもっと簡単に答えられるよ。


今の姫は、自分で自分を苦しめてるねん。


頑張っても頑張っても点が取れない。


空回りしてる。


学校に戻った方が姫にとって楽なんやで!」



「・・・」



「カウンセリングに通うのも、”学校に戻る”為に通うねん。


2年になったらクラスも変わる。


きっと行けるよ。


戻れるように頑張ろう!頑張れるか?」



「・・・わからん・・・」







”わからん”・・・


この返事・・・これは大きな一歩なのです。


今までなら


”戻らへん!学校なんか行かへん!なんで行かなあまんの!!!”


そう言っていたんですから。


少し受け入れ始めているのです。


”戻らないといけないんだ”ということを。







結局、1月からカウンセリングを再開することになりました。


もちろん、”前向きに”にね。


”学校に戻れるように”。


何かが変わり始めている。


そんな感じ。


これは、大きな、大きな一歩になりましたよ合格






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”笑顔があれば”どんなに辛くても大丈夫なのだ!