そろそろかな・・・そう思っていたんです。
「お母さん・・・あのな・・・やっぱりいいわ・・・」
「何よ!そこまで言ったら言ってや~!」
「う~ん・・・どうしようかな・・・
あのな・・・辞めたいものがあるんやけど・・・バスケなんやけど・・・」
ボン、土・日・祝は朝から晩まで少年野球で汗を流し、
学校ではバスケ部に所属。
4年生から入部出来るバスケ。
ボンにとって、あくまでも野球がメイン。
土・日の練習&試合には行けないけど、どうしてもやりたいと。
朝練、放課後の練習と、頑張って行っていたんです。
そのバスケ部、
今年の4月からシステムが変わったんですよ。
放課後の練習、土・日の練習、市外での試合に参加できる人はクラブチーム。
あくまでも学校の部活として参加する人は朝練だけと・・・
ほとんどの子がクラブチームに入る中、
ボンは朝練のみの参加。
バスケと言えばチームプレイ。
日に日に、プレーの上で孤立するのは目に見えていました。
でも、やりたいと本人が言い出したんだから。
あえて何も言わなかったんです。
どこまで頑張れるかなって。
「そっか。何で辞めたいん?」
「だってな・・・朝練だけなんさ、俺一人になってん。
他の子は来なくなって・・・
ちょっと、ひとりだけ浮くねんな~。
やってること分からんかったりするし。」
「そっか。ボン。お母さん、ボンは頑張ってたと思うよo(^-^)o
最初のうちはそんなに力の差がなくてもさ、
日に日にプレーも本格的になっていくし、
朝練だけしか参加できないボンが、
どこまで付いていけるかな~って思ってたよ。」
「∑ヾ( ̄0 ̄;ノ 辞めてもいいん!?俺、頑張ってた方かな?」
「うん。頑張ってた」
「そのかわり、ちゃんとけじめつけなあかんよ。
先生に”いついつで辞めさせてもらいます”って。
で、辞める日は”お世話になりました”ってちゃんと言うんやで。
出来るな!?」
「うん!俺、もう野球だけに集中するわ!」
そう言った後、おもむろに野球のグローブを磨き始めたボン。
単純だな・・・(^▽^;)
ま、野球、頑張れボンo(^-^)o
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