何も始まってなんかいなかったのです・・・








「カウンセリング行かなあかんの!?


もう、疲れたから行きたくない。」



「何言ってるん!?じゃ、料理教室 も行かないってこと?」



「そっちは行く!」



「はあ!?何わがまま言ってるんよ!┐( ̄ヘ ̄)┌」








支援教室から帰った姫とバトル。


結局、料理教室には遅れて行き、


カウンセリングには私一人で行くことに。








「姫がカウンセリングに行きたくないと言い出したもので、


今日のカウンセリングはキャンセルしました。


本人は1月になったら行くと言っているのですが・・・」



「本人が1月と言っているのなら、1月でいいですよ。」








「姫、無理やり行かされてるだけで、


何も変わらないのにお金の無駄だって言うんです。


学校も行くつもりなんかないのにって。」








「彼女はカウンセリングに通う意味が分かっていないんです。


大人のように、なんとなく通ってみようか・・・というのが出来ないんです。


白か黒。


0か100。


行くか行かないか。


役に立つか立たないか。


彼女の場合、そう極端に考えてしまうのです。


それをカウンセリングで少しづつ崩していかないと。」








「カウンセリングに通う意味は、どう説明したらいいですか?


楽になるために行こうって、そう言ったらいいんでしょうか?」








「カウンセリングは楽になるために通うのではないんです。


自分に向き合うため。


ここに通うことは”しんどい”こと。


大人でもそうです。


触れてほしくないことに触れるのですから。


ただ、彼女の場合はガードがすごく固い。


それをまず、ほぐさないとね。


そのために、少し遊びを交えながら慣らしていっているのです。」








「・・・って言うことは・・・


まだ肝心のカウンセリングに至っていないということですか?


まだ慣らしの段階だと・・・」







「はい。そうですね。」







私は何一つ分かっていなかったのです。


何も始まってなんかいなかったのです。


そう、何も・・・何一つ・・・







落ち込んでる場合じゃない。


けど・・・


ショックでしたダウン


何だか・・・ね(_ _。)







「今日は何も話しせんとさ、


明日かあさって、話した方がいいよ。


落ち着いてな。


朝のプリント のことも。


今日はそっとしとき。


”お母さん疲れたから、カウンセリングの事はまた、話しような”って、


そう言っといたらいいんちゃう?」








旦那さまの助言通り、そうすることにしましょう。


今日は疲れました・・・






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