ぶつけようのない怒り・・・それはこんな一言から始まったのです。
「お母さん、体育とか、美術とか、音楽とか・・・
期末テスト、どうな風に出るん?どうやって勉強したらいいん?」
「う~ん・・・そうだ
この間、担任の先生がそれぞれの教科の今やっている範囲を書いてくれてたわ!
各教科、今やってるところをチェックしていったるから、お風呂入っておいでo(^-^)o」
それぞれの教科書を開き、角を折っていった私。
お風呂から出てきた姫に、教科書とプリントを渡したのです。
”先生が書いてくれたプリント”を。
「こんなん、いらん」
おもむろにプリントをくしゃっとに握りつぶす姫。
「何でそんなことするんよ!このプリントなかったらわからんやん!
範囲は折ってるけど、どこをしたか・・・
プリントを見た方が効率的に勉強出来るやろ!?」
「こんなんいらんし関係ないし
テスト範囲でもあるまいし
別に全部0点でもかまわんし」
「はあ!?( ̄へ  ̄ 凸」
じゃあ、いったい私がした行為はなんなの!
やってられへん!やってられへんわ!!!
それからしばらく言い争いは続き・・・
キッチンに立っていた私は
おもむろに叩きつけてしまったのです。
手元にあった生ごみの袋を・・・
洗いあがった食器が入った食洗機に・・・何度も何度も・・・
なんだか、やりきれなくて・・・ぶつけようのない怒りはおさまらなくて・・・
”やってられへんわ”
しばらく部屋に閉じこもっていた私。
少し冷静を取り戻したあと、キッチンへと足を運びました。
生ゴミは散らばり。
洗いあがった食器は割れ。
見るも無残な状態・・・
一つ一つ片付けながら、涙が止まりませんでした。
いったい私は何をしているのか。
何のために頑張っているのか。
時刻は10時を回っていました。
ダメもとで呼び出した友達。
あっさりと出て来てくれたのです。
近くの居酒屋で遅くまで愚痴を聞いてくれました。
やっぱり持つべきものは友。
救ってくれるのは友達です。
私、きっとストレスが貯まっていたんでしょうね。
少しのきっかけであふれ出てしまったんですね。
姫もきっと不安なのです。
期末テストが近づいてきていることが。
授業を受けていない自分へのいらだち、焦り・・・
いろんな感情があったのだと思います。
順調に毎日を過ごしていようと、
”学校に行けない”という事実は消えないのです。
ちょっとしたきっかけで出てきてしまうのです。
さ、冷静に冷静に・・・大きな心で受け止めないとね。
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