こんにちは。
今回もムナフヒタキのポイント近くの空き地で遭遇した鳥さんの話です(^^ゞ
渡海してきたばかりで疲れ果てたキクイタダキの小群に写真を撮らせてもらったあと、朝食を摂りにいったん旅館に戻りました。
朝食後、現在休校中の学校の校庭に探鳥に行こうと旅館を出ました。
学校の校庭で、自分が見たかったベニヒワを見た人がいると言っていた人がいた、という不確かな情報があったからです(^^ゞ
まだキクイタダキはいるかな? と、例の空き地を覗いてみると…
1時間くらいしか経っていないのに、あれだけいたキクイタダキの姿はなく、2、3羽のミヤマホオジロが採餌しているだけでした。
自分が島に渡ったときは、島じゅうがミヤマホオジロだらけで、もう撮る気はなくなっていたんですが、まあとりあえず一枚(^^ゞ
そうかそうか、キクイタダキはとりあえずの栄養補給ができてこの場所から去ったんだなと、しばし感慨にふけっておりました。
予定通りに学校に向かおうかと思っていると、前の日に農免道路で少しお話した方がやって来きました。
その方のお話では、前日にこの場所で〇〇と△△を見た人がいるとのことでした。
〇〇は予習してきた鳥さんで、なんとなく姿を思いうかべることができますが、△△は予習リストにはなく、どんな格好の鳥さんなのか見当がつきません(^^ゞ
チラリと一瞥してミヤマホオジロしか見えないのを確認すると、その方は去っていきました。
学校のほうに向かったので、自分はしばし留まることにしました。
なぜかというと、その方は女性で、こんな貧相な初心者老人と一緒には、歩きたくないだろうと思ったからです(涙)
数分が経って、もう行ってもいいかなと思ったそのとき!
ミヤマホオジロが3羽、海の方角から空き地の手前に降りてきました。
いやいやミヤマホオジロが3羽と思ったのは一瞬で、そのうちの1羽はミヤマホオジロでないことに気づきました!
先ほどの方が教えてくれた〇〇こと、ヤマヒバリではありませんか!
ヤマヒバリは名前にヒバリと付いてはいますが、ヒバリの親戚でもなんでもなく、イワヒバリ科カヤクグリ属の鳥さんです。日本では繁殖も越冬もしない旅鳥で、渡りの時期に主に日本海側の離島で観察されることが多いとされています。
自分は、ミヤマホオジロのマスクを被ったカヤクグリと憶えていました(^^ゞ
飛島では定期的に観察されているようですが、全国的には珍しい鳥さんといっていいと思います。
そのヤマヒバリは地上に降りると、せわしなく動き始めました。
顔を上げた写真だけを選んでいますが、実際はかなりの時間うつむいて地面をチェックしていました。
周囲には誰もおらず、ヤマヒバリのあとをゆっくりと追いながら写真を撮らせてもらいましたが、ふと気づきました。
そうだ! さっきの女性にヤマヒバリが現れたことを教えてあげなくては!
あわてて学校方面に向かいましたが、女性の姿はありません(+_+)
学校までやってきましたが、結局、その女性には追い付けませんでした…。
そのときは、またどこかで会えるだろうと思いましたが、結局、二度と会えませんでした。あの女性が教えてくれなかったら、自分は、初見初撮りのヤマヒバリに会うことはなかったろうと思います。
まさかこのブログが目に留まるとは思えませんが、もしも見たらご本人は自分のことと分かると思います。
その節は、ありがとうございましたm(_ _)m
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さて、もう一種、くだんの空き地で出会えた鳥さんです。
自分が出発前に予習しなかった△△を、三日目の昼食後、島に持参した図鑑で調べました。
そうそう、今回、島に持参した図鑑はいつもの『フィールドガイド日本の野鳥』のほかにもう1冊ありました。
わたりがらす出版さんの『日本の離島の野鳥① 飛島』です。
30年以上に亘って飛島で野鳥観察を続けている梁川堅治さんが解説と写真を担当した飛島を訪れる際には必携の図鑑です。
背表紙に地図が印刷されているのも親切ですね。
中には鳥さんの解説だけでなく、どの時期に多く見ることができるかや、島内の探鳥ポイントなどが紹介されています。
野鳥ファンは飛島に行く前にぜひ手元に置いておきましょう!
わたりがらす出版さん、約束どおり宣伝しておきましたよ(^^ゞ
さて、最終日の早朝、またしても例の空き地にやってきました。
もう皆さんムナフヒタキも撮り飽きたのか、この朝も誰もいません。
キクイタダキは、1羽、2羽と集落の中では見かけましたが、この空き地には姿がありませんでした。
頭部に大きな黄色い斑があるのは、みなミヤマホオジロで、ヤマヒバリの姿もありませんでした。
自分はこの朝もベニヒワを探しに学校に行こうと思っていました。
すると、1羽の鳥さんが道路と空き地のあいだに降りてきました。
「ホオジロ?」と思いながらもカメラを向け、ひと連射してみました。
先日の女性に聞いておいてよかったです。
一見ホオジロですが、耳の辺りに小さな白斑があるこの鳥さんは、シロハラホオジロだと思いました。
シロハラホオジロはその名のとおりホオジロの仲間で、ヤマヒバリと同じように日本では繁殖も越冬もしない旅鳥です。やはり渡りの季節に日本海側の離島で観察されることが多いようです。
まあ珍鳥といっていいと思います。
上述の小さな耳斑のほかに、図鑑には特徴として「薄い頭央線がある」となっていました。
そんな線が写った写真がないかチェックすると、
なんとか、写った写真もありました。
しかしそのシロハラホオジロの姿がありません。
もしかしたら写真をチェックしているあいだに飛んでしまったのかもしれません。
だとすると、自分に撮らせるために、一瞬だけ目の前に降りてきてくれた感じです(笑)
見た感じはまったくありませんでしたが、シロハラホオジロも初見初撮りでした(^^ゞ
その6に続く。
最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m













