新春・九州鳥見旅 その2 | 三歩進んで、二歩下がる

三歩進んで、二歩下がる

健康のために毎日1万歩は歩くようにしています。
2019年末からウォーキングのかたわら野鳥の写真を撮っています♪

 

こんにちは。

 

 

さあ、いよいよ九州2日目です。

 

"さあ"とか書きましたが、この日は夜明け前から9時くらいまで出水市では断続的に雨が降るという予報でした…。

 

朝起きてチェックすると、やはり昨夜の予報通りのようです。

 

雨でもツルは活動するでしょうが、カメラが濡れるのは困ります…。

 

 

こんなときのために、出水市以外の探鳥地をあらかじめ探しておきました。

 

南は鹿児島県指宿市から北は佐賀県佐賀市の有明海沿岸までチェックしておきましたが、熊本県熊本市の水前寺江津湖公園に行こうと決めました。

 

ちょうど一週間ほど前、「今年もサンカノゴイがやってきました」というスタッフブログがアップされていたのを、見つけていたのです!

 

さらにこの公園ではヘラサギ、クロツラヘラサギ、ツリスガラなどの冬鳥が越冬することでも知られています。

 

自分のような鳥運に恵まれない老人にはサンカノゴイには会えないだろうとは思いいつつも、ひょっとしたら…の下心で行くことにしました(^^ゞ

 

 

 

昨夕、ローソンで入手した値引きシールつきサンドイッチを飲み残しのお茶で流し込み、朝6時にホテルを出発しました。

 

出水駅前のホテルから公園まで、ナビによると距離は100km以上、所要時間は2時間50分と出ましたが、2時間半くらいで着くだろうと計算しました。

 

外は細かい雨が降っています。まだ暗い中、県境を越え熊本県に。ほかに走っているクルマはほとんどありません。

 

 

 

水俣市を経て八代市へ。

 

最近、惜しくも亡くなられた八代亜紀さんの名曲が自然と唇からこぼれます。

 

『雨の慕情』

雨々ふれふれ もっとふれ~♪

ーいやいや八代さん、今日は雨はもういいです(^^ゞ

 

『おんな港町』

どうしてこんなに 夜明けが早いのさ~♪

ーいやいや八代さん、この辺りは7時半ころ夜が明けるようですが、横浜は30分以上早いですよ(^^ゞ

 

八代亜紀さん安らかにお眠りください。

あなたの歌声はいつまでも心の中に生きています。

 

   ※画像はネットからお借りしましたm(_ _)m

 

 

 

ひとり演歌ショーを続けているうちに、クルマは熊本市内へ。

 

ボロは着ててもこころの錦~ どんな花よりきれいだぜ~♪

歌が水前寺清子さんの『いっぽんどっこの唄』に変わりました。

 

 

 

ナビに導かれ、水前寺江津湖公園の駐車場に入りました。

 

 

この公園はひょうたんをつぶしたような江津湖の周辺に平がっていて、周囲は9kmもあるそうです。

 

湖は上江津湖と下江津湖に分かれていて、サンカノゴイがどのあたりに現れるのかは分かりませんが、ツリスガラは下江津湖のほうらしいので、そちらに向かって歩き始めました。

 

最初に出会った鳥さんは、

 

 

シロハラくんでした。

 

地面で採餌中に自分の気配に気づいて近くの木に跳び移ったまま、遠くに行こうかこちらの様子をうかがっています。

 

気の毒なので、すぐにその場を離れました…。

 

 

熊本市は飲料水のすべてをまかなえるほど湧水の豊富なところだそうで、この湖も澄んだキレイな水のようです。

 

水面にはオオバンとヒドリガモがたくさん浮かんでいました。

 

 

 

そのまま歩いて行くと、アオサギさまを発見!

 

 

アオサギさまを見つけると、ついつい頭部のアップを狙ってしまいます(^^ゞ

 

 

 

さらに30分ほど歩き、お休み中の鳥さんたちを見つけました。

 

 

大きさはダイサギくらいに見えますが、ダイサギは明るいうちに集団でこんな休み方はしませんから、これはヘラサギとクロツラヘラサギに違いありません。

 

先の方を探してみると、

 

 

採餌中のヘラサギがいました(^^)/

 

さらにその先には、

 

 

クロツラヘラサギも見つけました。

 

どちらも関東で観察済みですが、これまで見たよりもずっと近くから撮ることができました(^^)/

 

 

この調子でサンカノゴイも見つけられないかと歩いて行くと、やっとカメラを持った人たちに遭遇しました。

 

 

ここまで小一時間歩いてきて、野鳥を撮っているような人にはまったく出会えなかったので、ここがサンカノゴイのポイントに違いありません。

 

近くの方に訊いてみると、やはり皆さんサンカノゴイ待ちだそうです。

 

サンカノゴイは今朝早く向かいの島で大きな魚を採ったあと、アシ原に消えていったそうです。

 

「今日はエサを採ったので、もう出ないかもしれませんよ」と、悲しい情報まで教えてくれました(T_T)

 

サンカノゴイを見たくて神奈川から来たと言うと、「向こうにヘラサギがいるはずです」とか「この辺りで待っているとニシオジロビタキが来ると思います」と、皆さん親切に教えてくれました。

 

しばらく一緒に待っていると、皆さん一斉に動き出しました!

 

 

ニシオジロビタキです。

 

 

この個体は常連の熱心な方が鳴き声を録音・分析してオジロビタキではなくニシオジロビタキと同定済みだそうです。

 

オジロビタキなら初見初撮りだったんですが(^^ゞ

 

 

2、3分で消えていったニシオジロビタキを見送ったあと、再びサンカノゴイ待ちの体勢に戻りました。

 

近くの方にツリスガラについて尋ねてみると「ツリスガラは毎年来るけど、2月中旬から3月にならないとやって来ない」というお返事でした(涙)

 

 

冷たい風の中、皆さんに混じってサンカノゴイを待っていると、突然、「コン、コン」と小さなドラミング音が聞こえてきました。

 

あわてて周囲を探してみると、

 

 

思ったとおりコゲラです。

 

なんとかお顔が見える位置に移動して連写してみました。

 

 

これなら、まあいいでしょう(^^)/

 

コゲラは生息域によっていくつかの亜種に分かれています。

 

四国・中国地方ではシコクコゲラがいて、九州ではキュウシュウコゲラが分布している、ということになっています。

 

撮影場所からこの個体は、亜種キュウシュウコゲラとしていいと思います。

 

亜種でもライフリストに加えるということにしていますから、これでこの日もリストに1種加えることができました(^^)/

 

 

風がどんどん強くなってきて、地元の皆さん方は次々に撤収を始めました…。

 

 

 

なんとなく、最後の一人の方は自分がいるために一緒にいてくれているような気がして「もう自分も帰ります。ありがとうございました」と撤収することにしました。

 

 

 

サンカノゴイとツリスガラは残念でしたが、とても親切な方たちとご一緒でき、楽しい鳥見でした。

 

 

 

 

 

その3に続く。

 

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございましたm(_ _)m