こんにちは。
15日と16日の2日間、佐渡島にトキを観に行ってきました(^^)/
少し気の利いた小学生なら知っているとおり、トキの学名はニッポニア・ニッポンです。
この学名から"日本を代表する鳥"とも云われており、野鳥ファンとしては一度は観ておきたいと思っていました。
まずは第一日目。
東京駅から上越新幹線、新潟港からジェットフォイルと乗り継いで、予定どおり12時37分に佐渡島に到着しました。
予約しておいたレンタカーで、午後1時には島内を走り出しました。
自分の鳥見旅行としては珍しく、天気は晴れでした(^^ゞ
佐渡島は数字の8を思いきり右上に引っ張たような形をしています。
上と下の細長い丸部分は巨大な山塊で、中央部には国中平野が広がっています。
「島なのに平野?」と思っていましたが、走ってみるとたしかに
平野でした(^^ゞ
道路の両側は広大な田んぼで、南北の山並みを見ると、群馬県か長野県を走っているような錯覚をおぼえました(;O;)
肝心の鳥さんは…。
すっかり稲が刈られた田んぼには、トキはおろかサギ類の姿も見えません。
ときおりカラスが飛び、電柱にはトビ、たまにスズメの小群が見える程度です。
昼食を調達しようと寄ったコンビニで「この辺りでトキは見ますか?」と尋ねると、親切な若いお姉さんが、「この辺りでは見ないですね。新穂(にいぼ)のほうじゃないですか」と教えてくれました(^-^)
ソッコーでサンドイッチを食し、新穂地区へ。
新穂地区といっても広いので、まずは新穂長畝の佐渡市トキの森公園にいってみることにします。
トキの森公園には、トキ資料展示室とトキふれあいプラザがあります。
まずはトキ資料展示室。
ここではトキの生態や、保護活動、日本のトキ再生の歩みが学べるコーナーがあり、日本産の最後のトキであるキンの剥製も展示されていました。(2003年10月10日死亡)
剥製キン
もう一羽、ミドリの剥製も(オス、1995年死亡)。
ミドリ剥製
キンの羽色は白く、ミドリが灰色がかっています。
かつてはトキには白色型と灰色型があるというのが定説でしたが、現在ではトキは繁殖期になると黒い粉末状の物質を分泌し、これを水浴び後などに嘴で体に塗りつけることが知られています。
ミドリの羽色を灰色にしているのは、この性質を説明するためと思われます。
ところでキンやミドリのネーミングですが、捕獲後に付けられた足環の色からだそうです。
結構安直に名づけられていたんですね(^^ゞ
トキをモチーフにした佐渡市のゆるキャラ、サドッキーもここにいました(^^)/ (残念ながら動きません)
野生放鳥に向け訓練中の群れも遠くからですが見ることができます。
公園内の別棟にトキふれあいプラザがあります。
ここでは親鳥(♀)と幼鳥2羽が展示中でした。
マジックミラーのようになっていて、すぐ近くからトキを観察できました。
近くから見ると、かなりの迫力ですね。
顔の赤い部分は羽根が生えておらず、皮膚が裸出しています。
赤いのは血液の色が透けて見えているからで、タンチョウの頭部が赤く見えるのと同じ理屈なんですね。
こちらの説明員の女性に、どの辺りで野生のトキが見られるか訊こうと思ったのですが、なぜか不機嫌そうな様子で、質問するのは諦めました(-_-)
新穂地区にはこの公園とは別に、新穂正明寺にトキのテラスという環境省の施設があります。
公園を出てそこに行ってみることにしました。
ひょっとして途中で野生トキに出会えないかと思って運転していると…
突然、遭遇できました!
上空20mくらいを右から左に2羽、グライディングしながら高度を下げていき、視界から消えました。
クルマをその方角に向け、ゆっくり走らせていくと…、
いました!
60~70mほど先の草地に2羽がいて、採餌中のようです。
まあ、遠くて肉眼ではなにやら白いものが動いているとしか分かりませんが(^^;)
トキはたいへん憶病なので、撮影するときは車内からという不文律があります。
そのときに備え、窓ガラスは両側とも下げて運転していたので、運転席からカメラを構えてパチリ(^^)/
とりあえず野生トキを撮影できてホッとしながらも、もう少し手前に出てきてくれないかと待っていると、後方から軽トラックが近づいてきてしまいました(^^;)
道路は舗装してありますがクルマ1台通るのがやっとの道幅です。
仕方ないのでクルマを動かし100mほど先で軽トラックをやりすごし、元の場所に戻ってみると…。
もうトキの姿はなく、代わりに猛禽がいました!
ノスリですね。
トキは襲われたのではなく、クルマの音かノスリの出現に驚いて飛去してしまったんだろうと思います。
とりあえずトキの写真は撮れたので、予定通り、トキのテラスに行ってみることにしました。
ここは野生のトキが観察できるというふれこみなんですが…。
2階には展示スペースがあり、正面には観察用にスコープも用意されていました。
ですが、ここから一番近い田んぼでも距離は100mくらいありそうです…。
先ほど出会ったトキよりも近くから写真が撮れるとは、とても思えません(-_-)
この2階は夕方になると閉じられてしまいますが、屋上は24時間出入り自由です。
ということで屋上にも行ってみました。
当然ですが屋上からの景色も2階窓からと大差ありませんでした。
頭上を飛ぶトビを撮ったり、
遊びに来たハシブトガラスを撮ったりしました。
よく見ていると屋上にはカメムシが多数いて、ハシブトガラスはそれを捕食しているようでした(^^;)
30分ほどいましたが、眼下を飛ぶトキの姿は見ることはできず、そろそろ薄暗くなってきたので引き上げることにしました。
宿は素泊まりのペンションを予約していたので、途中、コンビニによって夕飯をゲットしました。
たまには豪勢な夕飯でも食べてみたいとは思いますが、貧しい年金老人に、そんな贅沢は許されません(涙)
宿で一人、明日の作戦を考えることにします…。
つづく





















